おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で:

折々の日誌 今期最強の寒波が去って


 2017.12.15

 2~3日前、今期最強の寒波がやってきた。

 
  
日本海側~北陸、山陰地方が主だったようで、当地は覚悟していた程ではなかった気がする。
と言っても雪はそれなりによく降ったけれど、急に晴れ間が出たり、風が殆ど無かったのがありがたかった。
風だけで体感温度がぐっと下がるし、物が飛んで危なくもなるから、雪に強風が加わるのが一番やっかいだ。
まずは無事にその今期最強の寒波が去ってホッとした。

悦ちゃ号大活躍
昨日今日と暖かな晴れ間も出てきた。降り積もった大雪の除雪に、夫は午前も午後も一日中かかりっきりで精を出していた。
今冬は根雪になるのが早かったけれど、毎日の雪降りの中に急に太陽が顔を出したりして、意外と過ごし易い日々でもある。


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 さて室内では、夫が今もっぱらはまっているのが納豆作り!
我が家の畑で収穫の大豆を使っての安心、滋養、美味の贅沢な納豆である。
いつかうちで納豆を作ってみたい、という気持ちが高じてとうとう発酵器を購入した。
発酵の温度管理はとても難しいのでその辺は器械に頼ることにしたらしい。

「購入した発酵器」
写真は蒸した大豆を入れて発酵させているところ。この発酵器は納豆の他ヨーグルト、発芽玄米、甘酒その他発酵にかかる色々なものに利用できるけれど、その活用はこれから徐々にというところ。








最初は味噌用大豆とミニ黒大豆の
2種類作ってみた

と~っても美味しくできた!








ー我が家の納豆ー  (2人で8日分出来る量)
・大豆 ・・・・250g、完成すると400~500g位になる
・納豆菌・・・・市販品納豆 大スプーン1位
・熱湯・・・・・大スプーン1の納豆が浸る位

◎1晩水にふやかした大豆を圧力鍋、弱火で40分、柔らかく蒸す            
 (その間に納豆菌を取り出しておくー)
◎適当な器に市販の納豆、大スプーン1を入れ、納豆が浸る位の熱湯を入れ10~15分放置
 その後納豆の浸った汁だけを取り出した物が納豆菌
◎蒸し上がった熱い内の大豆に納豆菌をかけてよく混ぜる
◎発酵器温度を40°に設定し、24時間おいて完成 これでもすぐ食べられるが、更に熟成まで冷蔵庫で 1~2日おいてから食べ始めると最も美味しくなる

こんな風に納豆を作って4回目位になったが、大豆の柔らかさ加減でかなり粘り具合や出来上がりも違ってくることが解り、作る度に発見、研究の日々のようだ。うまく仕上がった時には朝食にお出ししようと思っているけれど、そんな小舎納豆に出会えるお客様はラッキーかな!

ー今冬の窓辺の緑ー
     

冬になると全く生の花がなくなってしまう。でも室内に緑がないのは淋しいので色々工夫をして楽しんでいるところ。
今回は今までは外で枯れたらそれでおしまい、と思って毎年春になるとまた求めていたベゴニア。
温かい所に置けば越冬出来ることが判って大喜び、今年は秋の終わりに4株ほどプランターに掘り上げて窓辺に置いてみた。
一旦は上部の殆どを切り戻ししておいたら今はチョボチョボながら緑の葉が出てきて、ピンクの花まで開いてきた。これがとても愛らしい。

また、れいのシクラメン、今は花の蕾が8本もついて2本咲いたと思ったら根本が抜けてしまい、更にパヤパヤっとしかなかった葉っぱも2~3本抜けてしまった。
そういう状態の中なのに今度は数本の葉の予備軍が育ってきているのに気が付いた。意外に逞しい!
11月に鉢を一回り大きくしてあげたばかりなので、まだ全体に落ち着いていないのかもしれない。
シクラメンなりに気持ちの良い状態になるよう、私から見ると色々動いてみているのではないか、という気がしてきた。
いつか市販の鉢のようにぎっしりと密生した葉や花に彩られる日は来るのだろうか?枯らさずに大事に育てていきたいものだ。長い冬は冬なりに、こんなことも結構楽しみになってくる。


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