おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で:                         

折々の日誌 今頃が最も寒さ厳しい時期


 2018.1.16

 昨日15日は小正月、もうすぐの20日は大寒だから、今頃が最も寒さ厳しい時期ではない
だろうか。
今冬は雪の到来は遅かったのに、降りだしたら止まらなくなってしまった。
年末年始~来る日も来る日もよく降り続いた。
夫は毎日除雪に追われ、とうとうその疲れからか風邪をひいてしまった。でも朝、昼と食事
を抜いた半断食5日目、劇的に回復!
この間も寝込まず除雪の毎日、咳が出て眠れない夜が続いたのは相当応えたようだったけれ
ど、薬も医者も断った私達には優しい治療法のこの断食が最も合っているようだ。

 そして先週辺りは大寒波襲来で北陸、新潟の日本海側が大雪に見舞われた。
更に普段は殆ど降らないような所に降って、様々な混乱が起こってしまったようだ。それ
なのにここ八幡平は天気予報で言われるような大雪にはならなかったのが不思議だった。
降ることは降っても大したこともなく済んでしまい、拍子抜けしたくらいだったけれど、
寒さだけはやっぱりこの時期らしく厳しくなっていた。
おととい盛岡方面まで出かけ、帰ってくる頃は₋8℃となっていた。これもこのところから
すればの厳しい温度だけれど、以前青森まで出かけた時は、昼間の気温が₋9℃だったという
こともあったが、最近は昔ほどの低さには滅多にならなくなっている。

 昨日今日はまた暖気が続き、雪もドンドン融けだしている。
夫は昨夜花輪に出かけた。昼間は好天で穏やかだったのに、車を出す時は天候が急変してい
てすでにその屋根には10㎝位の雪が積もり、除雪をしなければ車を出せないほどだった。
花輪に行ったらそこは本降りの雨、土砂降り状態だったとのこと。
たった20kmしか離れていない距離なのにいつもこんな具合に違う。だからここは一般の天気
予報図が全く当たらない不思議な場所。
予報はあくまでも参考で、自分たちの感で当てるしかないような変な地域でもある?。



今日は久しぶりにバス停迄
2人で散歩に出かけた。
帰路は汗をビッショリかいて
しまったほどの陽気だった。

←今の積雪はこの位







 空を覆うように大きな木の
枝が広がっている。
裸の木々の梢の先には、もう
春の芽が小さな黒いかたまり
でしっかりと揃っていた。






 今年の雪は休みなく前半に降り続き一気に積もってしまったけれど、ここに来てちょっと小休
止状態のようだ。
今頃が最も寒さ厳しい時期の筈なのにと考えると、もしかしたら後半は逆に一気に春に向かって
突き進んで行くのではないか、とも思える。
勿論まだ油断はできないけれど、意外に春の訪れは早まりそうな気がしている今日この頃の私で
はある。
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