おゆきの日々

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2015.10.13

早い秋の今年は紅葉も駆け足でやってきました。
今日まで雪も降らず、台風の影響も受けなかったので、木々の葉も痛めつけられることなく殊の他美しい紅葉となりました。

この体育の日の連休は生憎の雨続きの天気で残念でしたが、それでも紅葉の見事さは楽しめたようです。最大の見所である後生掛温泉~大沼周辺のピークは過ぎ、今は小舎の周辺が徐々にいい色になってきたところです。


小舎窓からの眺め

さてこの10月からマイナンバー制度が導入されることになりました。これは導入される前から何かと物議をかもし出していました。
いよいよ10月に入り各家庭へそのナンバー通知書が配達されると聞いていましたが、未だにそれの配達はありません。
10日を過ぎても来ないので、我が家は何かの手違いで漏れてしまっているのかと郵便屋さんに訊ねてみると、「まんだどこにも行ってネ~」だそうです。この辺ではどこも配られておらず、あちこちでまだか、まだか、と聞かれるそうですが上からも何にも言ってきていなのだとか。

もし来るとしても時間が掛かるのではないかといいます。と言うのも、受取人の一人ずつ、別々のハンコ(印)が必要なので混乱がありそうなのだそうです。
私もそれを聞いて一家に一つの同じハンコではいけないことを知りちょっと驚きました。
それだと管理をきちんとされていない方やお年寄りなどは急に来られてもまごつくでしょうし、直接本人に渡すのが決まりなので不在の場合は尚時間が掛かりそうです。

たまたま今、雨続きで出発できず連泊中の日本1週のサイクリストさんがいらっしゃるのですが、いつ帰宅するか判らないそんな方達の分などはどうされるのでしょうか?
郵便局でずっと保管しておくのでしょうか?郵便局は今民間になってしまっているのでその保管方法にもまた問題がおこりそうで、何かと大変なことになりそうです。

それにこの辺では彼一人の配達区域は広く、散らばっているので一体どれだけ時間がかかることやら、のようです。「難しいんでね~の、この制度は。来る時は前もって電話するから」ということになりました。

便利になるからと盛んにこの制度推進を呼びかけているお役所自体が、大混乱を起こしそうな気配さえします。どこか特定の人々だけの莫大な利益のために、仕組まれようとしているシステムの感があります。あるブログさんの中にこんな意見がありました。

=== 年金機構の職員によれば、年金情報がマイナンバーと繋がることはないそうです。これは厚労省の方針でもあるでしょうから、医療情報も繋がらないのでは? 消費税の還付に使うとなれば、流通・小売りの対応コストはどうなるのか? いわんや預金情報をつなげるとなれば、上位法との関連はどうなのか? 課題山積で住基カードの二の舞でしょう。源泉徴収票の番号が、変わる位で、あとは役人の妄想に終わるでしょう。

小生も通知カードは受け取るが、それ以降は無視しようと思っていましたが、正解だったようです。無視するものが多ければ、ますます機能しなくなるので、お勧めします。経理・申告ができる経営者だったら会社ぐるみで無視するという手もあります。===

様々な意見憶測が飛びまわっている今回の制度導入ですが、ますます世の中はややこしくなるばかりですね。


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