おゆきの日々

  今どきこれって贅沢かもしれない?そんな何気な~い生活の日々、 そして常識と非常識の逆転もあり?の日々

折々の日誌 >嬉しかった今年の畑


2015.11.30

 トマトは時間切れで青いままで終わってしまいましたが、沢山収穫した大きく形の良いものからジャムにしたり、あとは台所に常温で置いておいたら順々に真っ赤に追熟して、炒め物の彩りなどに重宝しました。

♪今年何と言っても嬉しかったのは大根類の出来ばえです。


白大根、赤大根、赤カブ2種類

 白で長いのは60cmくらいの立派なものです。赤大根の大きさは標準くらいです。
白い大根は写真の他にあと2倍くらいの量、これより小さいのは20本くらい収穫しています。
栄養満点な葉っぱも虫食いは殆どなく安全で元気、いつも美味しく戴いています。
余分な葉は干したり、茹でて冷凍保存したり、大根は新聞紙で厚く包んで冷暗所に置き、冬の大切な食料として保存しておきました。

私は大根が上手くできて初めて畑仕事をしている、と胸を張って言えると考えてきましたので、(独りよがり?)今年やっとそんな畑人の一人になれたことを嬉しく思いました。
これは天候のお陰もありますが、土が良くなってきてくれたのだろうとも考えています。

ー耕さない畑(不耕起)ー
 畝の方は、始めに形作ってから後は一度も耕さないまま、ずっと長い間同じ畝を順番に回して使っているだけです。
畑は元々ひどい粘土質でしたし、温泉が近くにある酸性気味の土だったり、土石流をかぶってしまったり、大きな重機に乗られ固く締め付けられてしまったり、とさんざんな土地でした。
にもかかわらず、除虫、除草剤や化学肥料を使わず、時期によって刈り取った草や落ち葉をそのまま畝の上に置くだけにしたりして、畝は掘り返さず根気よくずっとそのままにしてきました。

 たまに野菜の健康状態をみて、余りに元気がない時だけはやっぱり少し栄養分をあげます。
でもそれは油粕と米ぬかだけ。
毎年の畝上に乗せていった自然に枯れていく草や葉と、虫の死骸やフンなどが重なっていった過程で遅々としながら畑土が肥えていってくれたお陰だと思っています。
幸い2人は大根葉の炒め煮が大好き、沢山の大根と葉っぱは毎日のように飽きることなく、手を変え品を変えしてせっせとありがたく食べています。

ー今年の冬の保存漬けー
この大根で先日は千切りと角切りのキムチ風(カクテキ風)を作ってみました。

    

 ここの赤唐辛子は余りにも辛いので、辛いの苦手な私は色づけに赤ピーマンをすりおろしてみました。またオキアミの塩辛もないので、乾燥のオキアミを見つけ、乳酸菌液を少々加えて代用してみましたが、これでも結構いけそうです。

 大根糠漬け(沢庵)、キムチ、赤カブ甘酢漬け、などを漬け終え、後はもう少ししたら白菜漬けを仕込めば、家の中の越冬準備も完了です!
長い冬を発酵食品の漬物で元気に乗り切るつもりです。

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そう言えば京都に住む妹の所では、今年は今までにない位カメムシが多くてびっくりしているとか。こちらは逆に少なくて驚いています。
余り少ないのでもしかするとこちらのこの冬は、雪も少ないのではないか?と予想していますが、はてさてどんな冬になるでしょう?

ー今日のおまけー
 
 
この時期玄関に活けてある花(庭の菊と紫式部・・・丹波ほうずき) 陶花器:郁男作


玄関のテーブル上には カラマツの赤ちゃんを盆栽風に! 鉢:郁男作


畑の中の花壇・・・雪が降ってもまだ元気に咲き続けている野菊  
もう誰も見る人いないのに  でもきれい!


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