おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で:


折々の日誌】 初雪が降ってから


2018.11.29

 初雪が降ってからのあれこれ

 今年もとうとう初雪の季節となった。



降ったのは昨年より1週間遅い11月22日。かなり遅い初雪だった。



あれから2~3日続けて降ってからしばし小康状態だけれど、完全には解け切らない内にこのま
まどうやら根雪になりそうだ。


 降りだした翌日の23日、女性
 2人のお客様。それまでずっ
 と好天気が続いていたのに、
 こんな日に限っての大雪とな
 った。
 それでも東北住まいの方だし、
 北海道に長く住んでいらした
 方だったので、雪は平気、と
 言う方だったからホッとした。


23日はもう営業終了後ではあったけれど、都合がつけば親しい方達に限り臨時に営業OKとさせ
ていただくこともある。
大方越冬の準備も終わりに近かったので、のんびりと久しぶりの再会を思い切りのお喋りで楽
しんだ。

降雪前に滑り込みセーフ!
気になっていた越冬させたい花木を庭から掘り上げ、降雪前に鉢に入れ替え室内に取り込む
ことが出来た。



矮性サルスベリ・・・地植えのままにしておいたら毎年雪の重みでつぶされ折れてしまい大
きくなれない。もう死んでしまったかな?と思っているといつも春になると小さな芽を出して
きた。そこで今年は鉢に掘り上げて室内で越冬させてみることにした。
南天・・・これは少しは伸びたかな?と思っていたらロコに根際までかじられてしまった。
やはり雪のこともありなかなか独り立ち出来るまでに育たない。そこでこれも同様に室内へ。
今室内できれいに紅葉している。

 ・ベゴニア・・・2~3年前まではこの花は1年
 毎に終わるものだと思っていた。けれどある
 11月になってもまだ枯れそうにない。もう雪
 も降るから中に入れてみようか、と鉢に入れ
 替え室内に置いたら越冬出来て翌年もそのまま
 咲き続けてしまった。それ以来うまくすれば越
 冬は可能だと判り、一度上部を刈り取って今は
 室内にいれることにしている。


石窯じまいに最後のパンを焼く

今年も石窯を雪囲いする前に最後のパン焼きをした。焼いた量は2,7㎏分。

  

主にクルミをふんだんに入れたものと干しブドウ入りの2種類。パンを焼くついでにじゃが芋
さつま芋も一緒に入れる。じゃが芋はサラダなどに。

前回織りん娘会の時焼いたのは、石釜の火加減とパン生地の発酵時間が慌ただしさの中でうま
く合わせられなくなってしまい、堅いパンになってしまいちょっと失敗!
今回はしっかり、もっちりとっても美味しく焼けて、今、冷凍庫の中には年内分は十分な量が
収まっている。

久しぶりのカモちゃん

 このところトントご無沙汰だ
 ったカモシカのカモちゃん
 (と勝手に命名)、久しぶり
 に姿を見せた。
 結構大きいサイズである。
 いつも歩くコースは大体決ま
 っていて、マイゲレンデの下
 辺りを横切って畑の向こうの
 林の中へ行く。



林の中には彼(彼女?)の好物の「いちいの木」がある。毎年背の届く範囲の幹回りを食べられ
て、その木は枝がみんな横に広がり垂れて、枯れ塩梅になってしまっている。
追い払うのも可哀そうだし、その林の持ち主さんは今は自然状態にしたままなので、まあいい
んじゃあないでしょうか、と私たちは窓から可愛い姿を眺めている。
                         

                                ↑PAGE TOP



折々の日誌】>次 へ 初雪が降ってから  前へ