おゆきの日々

   今どきこれって贅沢かもしれない?そんな何気な~生活の日々、そして常識と非常識の逆転もあり?の日々

折々の日誌 >悦ッチャ号初出動とカモちゃん


2015.12.5

いよいよ今日から鹿角市の除雪車が動き始めました。
我が家からが一番最初なので、真夜中の2時半頃に突然大きな音をたててやってきました。
そして我が家の除雪車、悦ッチャ号(エッチャ)も初出動です。

12月に入り今頃になってやっと本格的な積雪らしい積雪、朝からの雪が40cm位積もりました。
予報ではかなり大袈裟に言っていましたが、予想より少なくて助かりました。

丁度2~3日前、毎年冬の初めの頃にやって貰う除雪車の定期点検に、係りの人が来てくれ安全に動かせるようにして貰ったばかりでした。これはいつもにしたらかなり遅い点検になってしまったのですが、うまいこと降雪が遅れていたのでピッタリ間に合いホッとしました。

昨夜来、明日辺り北東北山側では大雪になる恐れ、と予報で言っていたので、夫はいつもより少し早起きして「さあ~やるぞ!」とばかり身支度をして悦ッチャ号のエンジンをかけました。
・・・という筈です?が、 その時私はまだ布団の中だったので・・・

起きて外を見ると家の周りはもうカモちゃんの足跡だらけ!
マイゲレンデの方から畑の上側を抜け、正面の造園さんの立ち木の間から今度は真っ直ぐに家の方に足跡は向かい、ついでに窓際の真下をゆっくりと通り抜けていった感じ。
台所の細い通路の方まで足跡は続いています。
天真爛漫、自由自在、まるでこの辺全て自分の庭、とばかり歩き回っています。

この辺り雪のない時もよくカモシカは出るのですが、雪が降るとその足跡で彼らの動きが一目瞭然となります。私たちには同じカモシカに見えるのですが、同じ固体なのか、別の固体なのか、何頭かいるのか、よく分かりません。大きさがいつも似たり寄ったりなので同じ1頭のカモシカに見えてしまいます。目が会うと少し首を傾け、動かずじっとこちらを見ています。
その姿が可愛いので、私たちはいつも愛情こめて「ヘイ、カモちゃ~ん」と声をかけます。





このカモちゃん、可愛いのですが、油断は禁物、向かいの造園さんの木の幹の皮をグルリと冬の間に食べてしまうのです。毎回同じ「いちい」の木ですが、余程の好物なのでしょうか?

庭の玄関脇の石垣の際に「ヒマラヤ雪ノ下」を植えています。
春になってまだ雪の中、その花の蕾周辺が姿を現す頃になると気をつけないとなりません。

ある年の春、里帰り旅行から帰ってきたら、この花の蕾がきれいに食べられてしまっていたことがありちょっとショックでした。この年のきれいなピンクの花はとても少なくてがっかりしたものです。
カモちゃんにしたらまだ積雪のある道路から石垣の際の高さが、首を伸ばして蕾を食べるのに丁度の絶妙の高さ、さぞやここぞ、とばかり喜んで食べていたであろう姿まで想像してしまったほどです。

そんなこともあって翌年からその辺りの雪囲いは、しっかりとするようにしました。

外灯から横にひいた白い点線の位置に、今は上と同じように板を張ってカモちゃんから蕾を守っています。
すでに囲ってあるのは「どうだんつつじ」、その右に並ぶのは、
「雪柳」です。



自然は素晴らしいものですが、様々な生き物たちとも共存しなければならず、複雑な思いです。

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