おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で:


折々の日誌】 春の雪は行ったり来たり


2019.3.14

 あっという間に3月も半ば。
3/10日の東京大空襲から74年、3/11の東日本大震災から8年という忘れてはいけない日も過ぎ
たけれど、私とすれば、子供の頃焼夷弾の下を逃げ惑った東京大空襲の方がどうしても記憶が
強い。たった一晩で10万人の命が焼き尽くされたのである。

2015/03/10東京大空襲の日に
https://y.simply.pw/1nisssi/4toukyo-kuusyuu.html


東日本大震災の記憶の方が間近で生々しいためか、その方にかき消され3/11の前日である3/10
日にとうとうニュースの中でも東京大空襲の話題がただの一つも出なかったのに驚いた。そして
大変残念な思いだった。昨年までは思い出したようにでも少しは残っていたのに。
このようにして生きている人間が少なくなるに比例して記憶は消されていくのかも知れない。
でも決して忘れてはいけない人間の作った罪であり、私たちの日常の生き方を問い直す大切な
日でもある。

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 さて2月の半ばを過ぎた辺りから温かい日が続き、雪解けがどんどん進んだ。それは驚くよう
な速さで昨年の半分、例年では考えられないような雪の量になった。



そして3月も半ばになって、家の目の前は黒土が出始め、このところすっかり春らしさを増して
いた陽気に心もウキウキ弾んでいた。



ところが今朝起きて窓の外を見ると、ようやく表れた黒土の上にまたもや新たに真っ白な雪が
30㎝程積もっていた。


 
あゝやっぱりな~、数日のズレはあるもののこれが本来の春の今頃なのである。
今日は晴れていた昨日とは打って変わり、一日中静かに雪が降り続いている。
がっかりするより逆に、大きく見れば多少雪の量は違っても、例年通りに進む季節の変化にどこ
かホッとしている部分もある。
春の雪は行ったり来たり、こうしていつも雪国は静かに着々と春を迎えていく。
あゝ、待ち遠しい!!!

ーおまけ [今日のお昼ご飯] ー

この頃は週1で毎水曜日だけ夕食のみの1日1食にしているけれど、その他の日はお昼ご飯から
の2食が通常。そこで今日のお昼ご飯。

 石窯焼きの手作りパン(クルミ入り)
 鮭の白子のペースト(ニンニク入り)
 ツナバッケのディップ
 (蕗のとう、ツナ缶、ナッツ、、ニンニク、
 味噌、マヨ)
 小舎の畑のスモモジャム、
 小舎の畑の南瓜のポタージュ(豆乳入り)
 (これが最後の南瓜)



                                 
                                 
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