おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で:


折々の日誌】 お彼岸を過ぎた日々、そして手織り


2019.3.24

 昼と夜が同じ長さの春分、お彼岸も過ぎてつくづく昼の明るさが長くなったなあという実感
のこの頃。
少し前まではたまに盛岡や弘前へ少々遠出の買い物に出かけると、帰宅の5時頃にはもう真っ暗
になっていた。それが今は6時頃になっても明るくて大袈裟に言えば感激する位になってきた。

 3/19弘前へ R7号線から岩木山の雪 

 昨年の今頃の日誌を読み返すと、桜は例年より10日も早かったようだ。
今年は3月に入ると異常に早い桜便りが各地から届いてきた。それなのに暑さの次に急に寒さ
が戻ったり、終盤になってみると結局は例年よりちょっと早めかな?という位になったように
思える。
今日は昨日から続いての雪、ホンの少し膨らみ始めたかに見えた桜の蕾も、寒さにまた身を縮
めてしまったようだ。

  

やっぱり今頃はいつものように晴れたり曇ったり、また思いがけなく雪に降られたりの日々で
もある。

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 さて確定申告が終わった後、思いっきりこの休み中は手織りを楽しんだ。
ただひたすら真っすぐに、真っすぐにと言う織り方ばかりで、一つも立体に仕上げたものはまだ
何もない。織った内の幾つか↓










 織をする時は、糸を張る時の前後に余裕糸としてそれなりの長さの糸が必要となる。それはも
う余分な糸で最後に必ずたっぷりと残ってしまう。勿体ない長さだなあといつも思っている。
様々な色、質感の糸を見ていると織った時の思い出なども蘇り、到底捨てる気にはならない。
そこで私はどんなくず糸でもとっておくのだが、そんな糸が箱の中に沢山溜まっていて、それは
思いの外魅力的な色彩でもあって使わない手はない。
横糸にはどんな短い糸でも使えるのでよく使っているけれど、今回の横糸は殆んどこれらを使う
ことにしてみた。
端の仕上げさえ済ませておけば、時間のある時にいつでも形の物は出来ると思うので、今はその
時を楽しみにしている。
さてテーブルセンター、タペストリーなどの他は何に仕立てようかなあ~?


                                 
                                 
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