おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で:



折々の日誌】 怒涛のような4~5月 ・その4 


2019.5.29

「ゴールデンウィーク」
 春の小舎明けと共に一気にG・ウィークへ突入である。
遅れていた我が家のシンボルツリーである庭の山桜も5/3日には咲き始め、それから1週間ほど
で満開になり、ずっとみんなの目を愉しませてくれた。




 小舎開きはしたものの実は、心も体もまだ完全には営業体制にはなっていなかった。
本来こんなことではいけないことではあるけれど、何しろカメムシで疲れ切ってしまってお客
様をお迎えすれば尚のこと気を遣うことなので正直ヘトヘトになってしまっていた。
掃除を終われば午前午後と必ず最低でも2回はカメ捕りに時間を費やされる。殆ど一日仕事のよ
うなものである。
幸い小舎の仲間たちはカメ捕りを楽しんでくれたり、率先して捕って回ってくれる方がいて下
さるのでありがたい。

トラッキーさんが寄付して下さった小さな調理用トングがあるのだけれど、これが又優れもの
で押さえたカメムシを逃さない。一見どこにでもあるような物に見えて実は微妙な設計がどこ
にでもあるという物ではなく、信州のあるスーパーにしかないというシロモノであるらしい。
このトングの威力でカメは捕り出すとホイホイと面白いように捕れるので、やり出したら止ま
らなくなるのだ。(笑)
まあ、そんなお客様たちのお陰でカメムシ襲来の中でも楽しい(?)連休となった。

 今年も20年近く振りの懐かしい仲間が、成人した息子さんと親子で来て下さったり、2世の
青年が一人でお父さんの時と同じようにバイクに跨って来られたり、と小舎を長く営業して来
たことの嬉しさを味合わせて頂いた。

    
前列右端、カメさんの息子さん、昔の仲間は懐かしがるだろうなあ! 


小舎カップルの柿沼君と育代ちゃん夫妻

・連休の前半は寒くて大変だったけれど、5月に入っての後半は好天に恵まれ日に日に新緑が眩
しくなっていった。出遅れていた山菜も次から次へと顔を出し始め、忙しさが増していった。

  
アザミ                    ゼンマイ

  
セリ                     ウド

5/1からは「令和」と年号も新しくなり新鮮な気分でこの連休をみなさんと共に迎え過ごすこ
とが出来た。

                                ↑PAGE TOP

折々の日誌】>次 へ 怒涛のような4~5月・その4  前へ