お ゆきの日々

     秋 田・八幡平の山懐で:


【折々 の日誌】 当座のものを買い出しへ


2020.2.26

  今、世の中は新型コロナウィルス感染で大騒ぎ。
中国から始まり次々に世界へ広がり、日本国内でも都会から思いがけない田舎の方にまで感染者が出始めてきたようだ。
人混みへの外出も控えられるようになり、各種イベントの自粛も求められるようになってきた。
これから春の観光シーズンを迎えるにあたり、観光地でも大変なことになるかもしれない。
幸いと言っては何だけれど4/末までゆきの小舎は冬季休業なので、この間の心配はしなくともよいが、春の連休G/ウィークまでに果たして 収束してくれるのだろうか?気になるところである。

ーそれよりも気になるのは食糧問 題ー
目下中国は様々な所で閉鎖、封鎖が起きているようで、仕事に従事する人々の動きが滞ってきてしまっている。農業の分野もしかり。
農業はと言えば今、日本の食料自給率は大変に低く、あらゆる食品、食材の多くは中国からの輸入に頼っているのが現状だ。それが中国から 入ってこなくなったら・・・!一大事となる。

しかし実際にそんな日が近づいてきているのではないか、と思える今日この頃になってきた。
そうなれば国産の物も高値になり、あっという間に品薄になってしまうのではないだろうか?
そこでまず当座1~2ヶ月分位の食料は準備しておいた方がいいのではないかと考え、買い出しに行くことにした。

 贅沢をするつもりはないので最低限のもの、簡単に言えば玄米と味噌、塩、醤油があれば充分だと思った。
味噌は自家製のものが幾樽かあるし、 あとは夏頃までは持つように漬けてある沢庵もある。
ただ其れだけではあまりに寂しいので、停電になっても冷蔵庫なしでも保てる乾物類、缶詰類、海藻類などと、塩漬けにしておける野菜として 白菜などを考えた。それともう少し、日持ちの良い野菜類、例えば玉ねぎ、芋など。
その後は雪解けとともに出始める山菜野草を充分に活用すればいいと思っている。
つ いでに煮 炊きにも活用する反射式灯油ストーブのため、灯油の買い足しもしておいた。
薪ストーブやピザ用石窯も活用できるよう、薪も雪解けと同時に又沢山集めたいと思っている。

 少々先のことを考え、もし
実際に当 分家にこもる様な状態になってしまったとしたら、毎日家の中で何をして過ごしていくか?
それがまだ山菜採りや畑仕事もできない雪の中の季節であったなら?
まず読書、縫物、織物、などが次々に浮かんだけれど、毎日デッサンの時間があってももいいなと思いついて、何年か振りで6Bの鉛筆を買い 求めてきた。
以前小舎のお客様のステキな絵を描く方から、思う通りの1本の線をサーっと引けるようになるよう、毎日毎日線を描き続けていた、という話 をお聞きしたことがあった。思いっきりそんな時間があってもいいかなと思えちょっと愉しみになってきた。
夫は毎日トランペットかな?(これは今も一日も欠かしたことはないけれど)

 今回のコロナ騒ぎは、人によっては311以来の大災害となるのは もはや時間の問題、という意見もある。
いつ収束するか判らないし、どこまで酷くなるかも判らない。
杞憂に終わるかもしれないけれど、最 低限に出来る準備はしておいた方がいいと思った。早く収束出来てこれが無駄骨に終わったらそれはそれ、返って良かったということになり、 購入しておいたものは保存可能なものなのでゆっくり消費していけばいい。

「何事も良くなるように世の中の物事は動いている」と よく言われているけれど、この騒ぎも今起きている事実を恐れずに受け入れ、その中で 出来る限りのことだけはしておこうと思う。
素食と南瓜など免疫力を高める食事をとり、ストレスを溜めない、腹式呼吸、鼻歌を歌う、なんていうのもいいらしい。


ーおまけー
[昨 日買い物時のお弁当]・・・自家製パンのサンドウィッチ(食べか けていた!)


ゆ で卵、マヨネーズ
さ つま揚げ(うすく切って油焼き、醤油をからげる)グリンレタス、
 生玉ねぎ、セロリの薄切りをのせ、ケチャップ、マヨネーズ、
・2人の好物の定番
バッ ケみそ(昨年作ったふきのとうみそ)←これおすすめ!

                                                                                    

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