お ゆきの日々

     秋 田・八幡平の山懐で:


【折々 の日誌】 ドライヴ中は語りの場


2020.3.3

 昨日買い物で盛岡まで行ってきた。
朝は大快晴で輝くような白銀の世界を堪能していたのに、昼少し前に出発した辺りからうっすらと怪しの雲が出始めた。

途中昼食は安比スキー場の駐車場で手持ちのお弁当を開いた。


車 中で
自 家製パンのサンドウィッチ、 
夫はホットコーヒー、私は白湯。
具は
①茹で玉子+セロリ、マヨネーズ
自 家製アミの佃煮+バッ ケみそ+
 スライス玉ねぎ+
ス ライスキャベツ、
 マヨネーズ

自 家製あんずジャム

※茹で玉子の具は欠かせない2人

 
 このスキー場がオープンした当座は、5,000台も止められる大駐車場が超満員だったのに、大分前に行った時はたった数台のみ!その激 変ぶりに驚いたものだった。それからはスキー人口の減少が止まらずいつ通ってもガラガラ。それがここ2~3年辺りから急に人が動き出し た。
1昨年ロッジの食堂を何10年ぶりかでちょっと覗いてみたら、余りの混雑ぶりにこれまたびっくりしてしまった。その殆どが家族連れの中国 人、そして少しの欧米人、その内の何割かは比較的近場の三沢のアメリカ空軍基地からの人。
「凄いね~!」余りの混雑とその変身振りに2人共口をあんぐり状態。

そして今、新型コロナウィルス騒ぎの渦中にある。絶対駐車場はガランとしているよね~、と話しながら行ってみたらこれがまたまた予想を裏 切られてしまった。なんと駐車場の3分の1位は車で埋まっていたのである。日本人の車と思えたけれど、観光客ではなくすでに日本に住み着 いている中国人も多いのだろうか、まるで読めなかった!

テレビに映る
都 会の混雑の中の人たちの映 像を観るにつけ、自分たちに照らし合わせてもこの辺り迄はまだその危機感のようなものは伝わってきていないように思う。買い物で大きな店 内に入ってもマスクをしている人も半分余いるかどうか程度。
ガスで包まれ始めてきたゲレンデには、スイスイと滑りを楽しんでいる人たちの姿がみられた。狭い日本の中でもこんなにも対応が違うのだな あ、と人々の立ち位置によって世の中の見方の様々を思った。

 ドライヴ中の私たちはいつも話しっぱなしである。
家にいて各自が何かしながら動いている時よりも、横に並んでずっと同じ姿勢のままでいるのだから話するしかない状態ではある。その分話し 易くなるのだろうか、走りだすとすぐ本当によく話す。だからここは語り合いの場だと思ってもいる。

用事で出かける時、花輪でたりない時は大館迄、そこでたりない時は弘前か盛岡迄ということになっている。弘前か盛岡か、どちらにするかは 勿論目的別にはっきりしていることもあるけれど、その日の天候によることの方が多い。
太平洋側と日本海側とでは天気がまるっきり違うので、これは大きな問題であり当然晴れの多い方を選ぶことになる。どちらも凡そ2時間余の 道のり、時間は充分にある。

昨日は今最も関心度の高い「新型コロナウィルス」、「イージス・アショアの設置」、「近年の医療」、「心の持ち方」等々次から次へ。
こうして改めて文字に起こして振り返ってみると、普段から冗談が少ない方の性格ではある
2 人だ けれど(夫はそれ程でもない?)、それにしてもなんとまあ、真面目で硬い内容ばかりだったこと!
ま、いつもいつもこんな訳ではないが。
考えてみると夫婦でも家族でも、こうしたことを面と向かって真面目に語り合う場って案外少ないような気がする。だから改めてこの車中語り 合いの場って大切な時間じゃない、って思えてきた。
走っ ている内、天気は本降りの雨となり、帰りは雪となった。

ーおまけー
今咲いている室内の花
   

:やっと今年も咲き始めているずっと室内だけで6~7年に はなるシクラメン
:秋、庭から掘り起こし室内で越冬中で、沢山花が咲いてき ているベゴニア
なんだかいつも同じような写真のように思うけれど、冬はこんなものかな?
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