おゆきの日々

 今どきこれって贅沢かもしれない?そんな何気な~生活の日々、そして常識と非常識の逆転もありの?の日々

折々の日誌 >北海道、元気に発見された男の子


2016.6.10

人は1週間や10日位何も食べなくても死にはしない 


北海道で小学生の男児が、躾のためといって父親に山中に置き去りにされ、行方不明になってしまったニュースはつい先日のことだった。ものものしい捜索隊が連日くり出されていたにも関わらず見つけられずじまい。
それが約1週間後、自衛隊基地の一つの施設内でヒョッコリと無事発見された。
車から下ろされた場所からはわずか5キロ程離れた先の場所だったという。親の躾ウンヌンはさておいて、この男の子は1週間の間何も食べておらず、ただ水だけを飲んで過ごしていたそうだが、その割には元気な様子だったという。

ニュースを知り事の成り行きを見守っていた多くの人々はホット胸を撫で下ろしたことだろう。子を持つ親御さんなら尚のことだったと思う。
それにしても水だけで1週間とは逞しい! 生命力の強いお子さんに違いない。

人は1週間も食べる物がないと、その状況を考えただけで恐怖感に襲われるのが普通ではないだろうか。しかし本当は人は1週間や10日位何も食べなくても死にはしないのだ。
ただ恐怖感にかられ、その観念の方に負けてしまいあゝもう駄目だ、と気持ちが萎えてしまうとその事によって体は弱っていく。
男の子は毎日水だけを飲みどんな気持ちで過ごしていたかは判らない。実際どんなに怖かっただろうとは思いながらも、もしかしたら彼の気持ちは何か別の思いにも支配されていたのではないだろうか、それにより恐怖感の方も薄れて過ごせたのではないだろうか?と私には思えた。

山で遭難した女性で9日間も山中をさ迷いながら元気に生還した方がある。その間1枚の板チョコを大事に食べ沢水を飲んでいたようだ。たった1枚の板チョコを大事に食べる、ということはパニックに陥らず冷静な判断があったという証拠。このニュースはかなり昔のもので、聞いた当時は「え~9日間も、信じられない!奇跡だわ」と思ったものだった。

近い所では2011.3.11の時も男の子とそのおばあさんの2人が、波間に浮く建物の屋根の上でやはり9日間も飲まず食わずで救助を待ちながら過ごし、無事助けられたことがあった。
これもやはり奇跡としか思えないが、きっと2人で必死に助け合っていたに違いない。どうしたら助かるかと前向きにしか考えていなかったのではないかと思う。それにしても中学生の若い男の子ならまだしも、おばあさんのお歳を思うとあの強さは凄いなあと今だに感心してしまう。

こうして思い返してみると、結構7日~9日位飲まず食わずで助かった人達の話は案外耳にしていたような気がする。何故か7日か9日目に助かっている例が多いのは不思議な限りなのだが?
けれどこれは自ら進んでやった訳ではないが、断食状態をとっていたと考えれば納得がいく。

人は心が主で身体が従というのが正しい人間らしい。心に思ったことが即身体に現れることを考えると、やはり日頃からの心の持ち方がいかに大事かがわかる。不安や恐怖感を抱けばそれだけで身体はすぐ反応してしまい、生きられる命も止まってしまうことすらありそうだ。
私たちにはまだ目に見えていないだけで、食べ物だけではないきっと凄いエネルギーがこの空気中にあるのかも知れない、と最近の私は思っている。
宇宙エネルギーと言っていいのかもしれないが、そんな中で私たちは生かされているのだと考えると※「人は食べなくても生きられる」という著書から大きな勇気を与えられた。

私が癌から生還以来、 私たち2人は体調が悪いな、と思うとすぐ食事をとるのを止め断食をするようになったが、そうすると治る経過が早い。
但し初めて断食をすると身体にも色々な 変化が生じ、これを知らないと不安になることがある。それはこれまでの悪い所が断食によって活性化され一時的に起きる現象で好転反応と言われているもの。人によってその現れ方は違い、例えば皮膚にブツブツが出たり、鼻水や目やにが出たり、古傷が異常に痛み出したり等々がある。あまりひどい場合は一旦止めた方がよいこともあるが、知っていてその症状を経過させてやれば落ち着き、断食後は前より良くなることの方が多い。それだけに普段の体調の時に一度は断食を体験し、自分の身体の変化の出方を知っておくのも安心できるので、お勧めしたい。

も し万一災害などで食料が一時的にも途絶えてしまうことがあったら、「今、断食をしているんだと考えよう」位の気持ちで向かうことが出来れば、 食べる物がなくてどうしょうと不安になったり、人をかき分けて食物に突進したり、食料もろくに届かない、と行政に文句ばかり言ったりしないですむのではな いかと思うのだけれど。

災害が一部の地域だけではなく、物資がどこからも届かなくなるような国家的大混乱に陥り、
そんな状態がいつまで続くのか検討もつかない本当に未曽有の世界になってしまったら・・・
そんな時はある限りの知恵を絞りきって生き抜くしかないけれど。

男の子もおばあさんも、遭難の女性たちもみんな、その時それなりに我知らず必死に知恵を絞っていたのかもしれない。

※実践思想家 山田鷹夫著

「不 食・人は食べなくても生きられる」 発行(株)三五館


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