おゆきの日々

  今どきこれって贅沢かもしれない?そんな何気な~い生活の日々そして常識と非常識の逆転もあり?の日々

折々の日誌  「私の 4月4日」28周年


2017.4.5 

 昨日は「私の 4月4日」28周年、新しく生まれ変わってからもう28歳の誕生日。〔癌から復活物語〕
お陰さまでこの28年間、2回の歯科医院と白内障手術で眼科医院へ1回いっただけ、その他で病院に
お世話になったことが一切ない。
私たちは夫婦2人とも定期的な癌検診や市の健康診断なども受けないことにしている。その分人任せに
せず自分達なりに出来ることには努力、注意を心がけてこうして28年間元気に生活してこられたので、これで良かったのだと思っている。

 昨日はその28歳の誕生日記念にまたドライヴに出かけた。出発は9時近く。
走り出してから「そう言えば、28年前のこの時間、そろそろ手術時間だ、と言う時だったなあ」と夫。
9時から手術が始まって、終ったのが8時間もたってから、約5時頃だったと言う。
卵巣の癌細胞が腸に癒着してそれがなかなかとれず、大手術になってしまったようだ。その間不安な気持ちで待たされていた夫の待つ病室へ、夕方近く戻ってきても麻酔で眠り続けていた私。そんな私の様子に、夫は更に生きた心地もしなかったと言う。
それが今はこんなに元気にいるのだから、やっぱり素晴らしい記念日である。

 何かの記念日ときたら、まず美味しい物を食べに、素敵なお店に・・・ということになるのが一般的に多いようだけれど、私たちはいつもドライヴ、ということになってしまう。
私たちはグルメ嗜好ではないので、特に美味しい物を食べに行こう、というような気もない。
また近くにそんな店もないし、ただ食べるなら当たり前の物が美味しく食べられる店であればありがたいと考えているけれど、なかなか国内では、そういう店が少ないのがつらいところでもある。
外へ出ればどこへ行っても肉ばかり、都会ならともかく、地方では肉を使わない店を探すのは一苦労。
贅沢な物はないけれど、手作りで自分好みの美味しい物を家で食べている方が余程いいと思っている。

 私はまたコーヒーが全く飲めないし、スウィーツにも特に関心がないので喫茶店(カフェ)にもあえて
行きたいとは思わないし、2人とも同じ感じなので今時の人達とは大分違っているかもしれない。
その分、私はとにかくドライヴが大好き!知らない所へいつでも行ってみたいと思っている。
知らない道、あの曲がり角の向こう、見えないそんな場所へ向かっていく時のワクワクドキドキ感が
たまらなく楽しい。車でも列車でもただ乗って走っているだけでも楽しくてたまらない。
私の生きていれば百歳を超えている母が、娘の頃から時代を先駆けてのドライヴ、旅好き人間だったので、その血がどうやら流れているようだ。


 で、今回の行き先は水族館の「もぐらんぴあ」。

岩手県久慈、地下水族科学館(久慈国家地下石油備蓄基地トンネル利用施設)・・・と随分ものものしい
名前がついている所。

 施設の規模としたら大した大きさではないけれど、2時間位かかってゆっくり楽しむことが出来た。


 2011.3.11日の震災で被災し、甚大な被害を受けたけれど昨年2016.4.23日全国の人々からの支援により復活することが出来たとあった。
小さな魚、大きな魚、様々な海草、海に住む生物たちの愛らしく、面白く、美しい、そして珍しい様子を目の前に眺められるのが実に楽しくて、大人2人でも夢中になって釘付けになってしまったほど。
夫は始めスイゾクカ~ン!とちょっと物足りなさそうだったのに、随分楽しんでいたようだ。

 写真でしか見たことがなかった「クリオネ」に出会えたのは嬉しかった。本当に小さくて愛おしい姿は、まさに海の妖精そのものと言える。
また薄い薄い白絹の繊細な花びらのような「クラゲ」が、水槽の中で微妙に変わるカラーライトを浴びながらフワフワとただ舞い動いている。大小様々な大きさなのにみんな正確に同じ模様の姿は、幻想的でいつまでも見飽きない美しさだった。

 水の底から魚の生態を見学できるトンネル水槽も良かった。震災のため一旦は他所で保護されていたらしい海亀の「かめ吉」君も帰ってきたとのことで、ゆったりと私たちの頭上を何周もしていた。

 ここは国家石油備蓄基地の作業坑を利用して作られた施設なので、石油文化ホールとして地下の石油備蓄基地施設の様子をパネルなどで見ることも出来、これもなかなか興味深かった。
上の階には「さかな君」コーナーが常設されていて、彼の素晴らしい絵と共に魚の沢山の情報が楽しく展示されていたのもまた良かったし、全体に時間があっという間に過ぎた感じであった。
土日や祭日であったならもっと子供さん連れも多く混雑していたかもしれないが、平日のありがたさ、のんびり楽しむことが出来た。

 往復とも同じコースをたどったけれど、同じ道でも反対側からとなるとまた様子も変わって面白い。
途中、浄法寺の脇を通過したけれど、寂聴さんのあとを継ぐ方はすでに決まっているのだろうか?と
ふと思ってしまった。
大人気の講和の日がなくなると、それと匹敵する位魅力ある方に継いで貰わないと、また元のさびれたお寺に戻ってしまうのではないか、と余計なお世話かもしれないけれど少々気になってしまった。

 小舎の周囲はまだ5~60㎝の雪がある。岩手県側に入ると途端に雪がなくなってしまう。いつものことだけれど山が一つあるだけで気象条件がこれ程はっきりと違ってしまうなんて。
一日中良い天気に恵まれお蔭さまの素晴らしい記念日となった。


                           
                                   
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