おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で:

折々の日誌 おゆきの東京2泊3日ーその2


2017.11.22 

ーお台場にガンダムを見にいくー
さてホテルに荷を預かって貰って、まだ夕食までには十分な時間がある。
3人で何ヶ所か行きたい場所を挙げたけれど決まらない。すると甥っ子は時計を見てまだ行けそうかな、とガンダムがあるお台場に行こうという。この 秋からまた新しい実物大のガンダム像が広場に展示されているのだそうだ。
「ガンダム?なにそれ?」の私。聞いたことはあるけれど子供のいない私には全く見知らぬ世界、若者と一緒でもなければ到底行かない場所のようなの で、行ってみようと話は決まった。
JR馬喰町新 橋(ゆりかもめに乗り換え)-お台場下車、約20分程で到着。
「ウオ~!」山々連なる八幡平の自然とは真逆の世界がそこに広がっていた!


レインボーブリッジ


何故か自由の女神のレプリカ


後ろの球のあるのはフジテレビ



人工のビーチがあり、様々な催し物が開催される広場があり、美味しいものを食べさせる店が並んでいる。家族連れならここで1日中遊んでいられる場 所なのだろう。
これが海を埋め立てた上に建っているのだと思うと、自然から離れた現代の欲深いまでの大きなエネルギーに圧倒されてしまう。
ゆりかもめに乗った時、電車の停車地図を見ていたら終点が「豊洲」に なっていた。
話題の豊洲、場所的に大体の見当はついていたけれど、何線に乗るのかさえ知らなかったのであゝこんな所にあったのか、と妹と改めて知ってうなずきあった。

周辺をブラブラお茶を飲んだりして甥っ子がグズグズしている。何をしに来たのかハッキリ解っていなかった妹と私。その内あちこちに明かりが灯り始 めてくると、海をバックに浮かび上がるビル群が人工的とはいえ、それはそれで美しく見えてきた。
5時からガンダム像の演出があるのだとか、それまでの時間調整に付き合わされていたようだ。
ガンダムの歴代フィギアが陳列されているグッズ館にも案内され、今3~40代の男性であれば少なからずこのアニメと共に時代を歩んできた筈だか ら、彼ら僕たちには永遠のヒーローかも、とこれまでの簡単なあらすじなどを聞かせてくれた。
世の男の子達は血沸き肉躍らせてきたのだろう。でもその男の子が大人になった今でも夢中になっているというのだから凄い!私や妹にははっきりとは 解らないけれど、きっとそれだけの何かがあるのかも知れない。

「ダイバーシティ東京 プラザ」のフェスティバル広場

約19.7mの機動戦士ガンダム 

時間と共に視界は暗くなり始めた、
まだ未照明の像、
この頃から人が集まり始めてきた



時間の5時頃にはもう辺りは真っ暗に、 
すでに人混みでぎっしり動けない位、 
突然の「ゴゴゴゴガヮ~ン」の大音響、 気が付いたら真っ赤になって目 も青く
光っていた!

そして足や腕の関節部分が少し動いた、 
興奮したカメラマンの人数の多いこと! で、その後しばらくまだ何か、と待って
いたら、1回目はそれで 終わりだった!

私や妹にはやはり解らない世界だったが、
でも面白かった。



拍子抜けする位あっという間に第1回目は終了、それでも見た人達は「凄かったねェ~」と興奮しているのにまた驚いたりして・・・
群がった群衆やカメラマンの中にはアジア人を筆頭に様々な外国人が多く混ざっていた。
それだけ日本のアニメファンは世界中に層が深いようで、たかがアニメ、されどアニメ、と今更ながらに感心させられた。

 それから下車駅の1つ先の「お台場海浜公園駅」まで歩いてまたゆりかもめへ。
昼に東京駅に着いて以後歩くこと歩くこと、ホームの乗り換え、出口まで、出口から地上まででもかなりの歩き、階段、そしてこのお台場でも歩きま くった。
足は棒のようだったがホテルまで戻り、チェックイン後すぐ近くにいい居酒屋を見つけ、そこで飲んで食べて、居心地がよかったせいもあり4時間余り も 居座ってしまった。
最後まで混んでいたこの店は、味も良かったし会計は良心的で安くてびっくり、やはりサラリーマン相手の実質的な場所だなあと感じた。
ホテルの周辺には娘時代には考えられなかったこの手の店が多く出来ていて、近くで本当にありがたかった。ここを探し選んでおいてくれた義弟に感 謝。

ホテルに戻ったのが11時を回ってから、疲れ切ってお風呂にも入らず隣室の甥っ子と別れて2人はあっという間に夢の世界へ。

ー続くー     
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