おゆきの日々

 今どきこれって贅沢かもしれない?そんな何気な~い生活の日々、 そして常識と非常識の逆転もあり?の日々

 

織りん娘会>17夏のワークショップ


2017.8.31

 8月も今日で終ります。こちらは雨ばかりで本当に寒い夏でしたが、みなさんにはそれぞれどんな夏を過ごされましたか?

千成瓢箪に絵付けして遊ぶ
 先日8/26~28日の2泊3日で恒例になった織りん娘会夏のワークショップを開催しました。
夏の季節、これまでは織りや草木染めをやってきたのですが、それだけにこだわらず広く手仕事という分野で楽しんでいった方がいいねという意見で一致し、1昨年夏はアイディアの参考にできるようないい作品を置いてある店や工房などを覗けそうな近隣にドライヴしたり、昨年は小舎で大麻の繊維を使い紐作りを体験したりして楽しい時を過ごしました。
要するに手仕事手作りが好きで何でもありの、気のあった小舎仲間で集まることを無類の楽しみにしているゆる~いメンバーたちの会です。

 さて今回は千成瓢箪に絵付けをして楽しみました。
今回あっ子ちゃんがある人から託された日本画の岩絵の具を持ってきてくれました。貴重で立派
な岩絵の具のセットを頂いてしまいました。
私は以前から岩絵の具という絵の具が気になっていたので、本当に嬉しいことでした。嬉しくて早速これで絵を描いてみたいと思い、でも何に描こうか、とその素材を
考えた時に浮かんだのが瓢箪に絵付けでした。
けれど私は日本画では素人、
岩絵の具の知識もあまりありません。調べてみると膠(にかわ)で染料を溶かなければならないとのことでしたが、その膠がなかったので、今回は使えないことが判りました。
ちょっと残念でしたが、それは別の機会に譲ることにして、今回は水彩絵の具で絵付けすることにしました。いつも使っている古い絵の具があったし、絵筆は幸い頂いたセットの中に沢山あり、プラス私の持っていたもので充分間に合いました。

 描き出してみると、想像通り瓢箪は非常に絵の具の乗りがよく描き易くて、絵付けにはピッタリの素材であることが判りました。

   
   

 

 さて何を描こうか、描き始めると人
それぞれ、自分では思い浮かばないような思いがけない表現をし始めました。
そこにその人の持つ個性がやっぱり現れてきて、いやあ、今回の体験は実に面白かった、
賑やかな笑い声にあふれた時間でした。
描き始めると真剣、みんな夢中に!


  
  


  




ズラリ~ 完成 勢ぞろい!
この後ニスを塗ります。
持ち帰って各自好みの紐をつけてぶら下げる予定です。
壁掛けの一輪挿しにも・・・


 千成瓢箪
は秀吉の旗印でも知られている小粒で沢山出来る瓢箪で、和風の薬味入れにも使われているのを見かけることがあります。今回の物は私が5~6年前に栽培したものです。 
私はこれが好きでいつか自分でも栽培したいと思っていたところ、たまたまグッチさんのお父様から種をいただいたので早速栽培に取り組みました。
支柱を立てたりそれなりに手間もかかりましたが、沢山の小さい実が鈴なりにぶら下がった時は実に愛らしくて、苦労が報われました。
ところが、その後の処理の方がもっと大変!小さな瓢箪の中身を出すため、水を入れてしばらく放置し腐らせます。それから種や果肉などの崩れた物を丁寧に取り出し、きれいに洗って乾燥させます。約30個以上収穫した瓢箪にこの作業を1個1個全部繰り返しやっと完成です!
この作業が最も手のかかるものでしたが、きれいな肌になった可愛い姿を見るとまたもや苦労も忘れてしまいました。
以来いつか使ってみたいものと思い続けていたところ、今回のいい機会となりました。
普段殆ど瓢箪など触れたこともなければ、千成瓢箪の存在すら知らないメンバーもいて面白がってくれ、良さも判って貰え嬉しいことでした。


中日の夕食はバラ寿司他











 今回も体調を崩した方が多く、
残念ながらフルメンバーとはいきませんでした。
その代りフーちゃんの素敵なお友達が参加して下さりお陰で楽しい会となりました。




会の終了後はフーちゃんの希望で道中賑やかに八幡平頂上越え~小岩井農場へと向かい、昼食後盛岡駅へお送りしてお別れしました。
次回秋の織りん娘会の計画も早めに立てておかなければ!楽しみにされるって嬉しいことです。
その時はフルメンバーが揃いますように!

寒くて暑くて、と、この先も当分おかしな天候が続きそうです。体調には充分気をつけて良い秋をお迎えください。
                                            
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