お ゆきの日々

     秋 田・八幡平の山懐

折々 の日誌】  ゆきの小舎・地震その後

  
  2011/03/17

 昨日きれいに除雪したのに今朝はまた30cmも積もっていました。もうこんな時期だって言うのに。
でも今日は朝からまぶしい位の大快晴、郁男が悦っちゃ号で除雪している間旧道と交わる所まで散歩にいってみました。
杉林の両脇の雪の壁、この所大分沈んだと思っていたのにまたまた肩を越す高さにまでなっていました。そして昼過ぎから再び横殴りの雪となりました。
春はいつ来るんだろう?

たまに弱い余震がありますが、一頃のような揺れではなくなりホッとしています。
仙台ではやっと昨日電気が点いたと電話を貰いましたが、まだ連絡通じない人もいます。

こちらではJR花輪線が運休で復興の見通し立たず、とのテレビのテロップ、どうなっているのか詳細は判らず。
外の世界(?)では買占めが横行して何もかも品薄で大変のようですね。花輪も同様の状態のようで灯油、ガソリンは貴重品です。
我が家では灯油ストーブは3時頃まで、あとは余震の心配も少し薄らいだので薪ストーブに切り替え灯油の節約。
食事の支度も明るい内に済ませ、火種は主にストーブを
使用し、避難している方を思いなるべくワンディッシュで済むような内容に。 一皿の上に工夫する楽しさもありこれって結局はガスや電気の節約にも繋がりました。
ガソリンは一度町まで下りれば往復だけでもかかってしまうので、万が一の時のためにとって置かないと。私達には幸い通勤もないし、今至急必要な買い物もないので、どうしても出かけなければということはありません。そこで無駄な動きはやめ、これも世の中に協力とばかり、とに角2人でじっとして事の推移を見ています。

まだ深い雪に囲まれた一軒家に2人だけの日々、目の前の顔はず~っと夫だけ、飽きないのが幸いです。
でも時たま郵便屋さんと、宅配の方がこんな所まで配達してくれるのが何より嬉しくありがたく思っています。

原発事故を含め全てが少しでも早く無事収束に向かい、被災された方々もまた少しでもホッとされるような状況になるといいですね。心よりお祈りするばかりです。

                                
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