【折々 の日誌】 新年が明けて
2012.1.06
あっという間にもう6日、皆さんはどんな新年をお迎えになられましたか?
今年もまたここでお付き合いのほど宜しくお願い致します。
さて私達2人は今頃やっと正月気分を味わって少しのんびりしているところです。
クリスマス前後~年末まで1日も休まず大雪が降り続き、夫は毎日毎日除雪に時間をとられていました。
夫は正月を目前にやる事いっぱいあるのに何もはかどらず、1昨年の大混乱のようになるんじゃないか?と少々案じてもいたようです。
私の方の年末年始の料理作りは暮の23日頃から準備開始、年内最期の買い出しは28日の花輪の市日です。量は約20人×3日分+α全部を1人で準備します。
粗方献立を立てておきますが、買出し日によっては心積りしていた食材が揃わず、次々に予定変更せざるを得ないこともしょっちゅう、直前になって人数に変更があることもしばしばで、全て臨機応変に対処しなければなりません。
でも年(とし)の功ってありがたいものですね。
ゆきの小舎の営業もこの夏で37年目を迎えますが、この頃ともなると、これまでの様々な場をくぐり抜けてきた経験がしっかりものを言ってくれ何とかなってしまうものです。
わずかな時間の合間合間に夫は客室、居間、台所などの大掃除他、私は花を生け、トイレをきれいにし、全体の飾り付け他を済ませます。
その間揃った食材でいかに変化させていくか、献立のことが私の頭の中ではグルグルと同時進行しています。
案が決まったら即メモをとりまた元の作業に戻る、の繰り返し、そうして無事にお客様をお迎えすることができました。
全員集合!
お礼の私の手織りマフラーを首に巻いてくれる2人の愛娘(?)
Kみちゃんは大阪から毎年末年始手伝いにきてくれ、Sりさんは
元日 恒例お楽しみ会の司会をご主人と引き受けてくれ、
共に約20年!
感謝感謝感謝、みんなのお陰で続けてこられたゆきの小舎!
皆さんはこの年末年始、きっとご馳走を沢山食べられたことでしょうね。
年々小食になっている私も、さすがにこの時期には私なりに食べてしまいましたね。
自分で作ったものはやはり安心で美味しい!とばかり自画自賛してしまって・・・。
小舎ではよくある旅館料理とは違った普通の家庭の正月料理ですが、お雑煮の鶏肉以外肉料理はありません。伊達巻や田作り、4種類の漬物も皆手作りで3週間漬け込んで作っておいた鮭のマリネも好評でほんと、ホッとしました。
連日のあの凄かった大雪も、31日の昼迄にナント嘘のようにピタリとやみました!
以後正月中雪も降らず温かく、日本中が辛い思いで過ごした昨年の分を取り戻すかの様に、仲間達で大いに盛り上がった満杯の小舎の数日間でした。
今年も会えて嬉しいねと、もはや親戚感覚になってしまった常連さん達と、こんなにも穏やかな新年を元気に迎えられ、心からありがたく感謝しました。
新たな年はまた何が起こるか見当もつきませんが、恐れずしっかりと気持ちを引き締めていかなければ、と改めて感じている次第です。
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