おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で:                         

折々の日誌 手織りをする時あると便利な小道具


 2018.1.20

 今日は大寒、暦の上では冬の最も寒い頃。その通り最低温度は明け方近く₋9℃位には
なったけれど、日中は晴れて4℃位にもなり思っていたより過ごし易かった。


3日前も大変暖かで天気も上々、散歩もコートが要らない位だった。


バス停までまた2人で散歩に行った。
帰り道廃業した志張温泉ホテル横にあるカーブミラー越しに
、道路の積雪状況を1枚。

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 さてこのところ私は、毎日のように卓上手織り機で手織り三昧。織物は外に出にくい真冬
にはぴったりの作業だと思う。
私が織っているのはマフラーばかり。只々真っすぐに織るだけで単純と言えば単純極まり
ないけれど、これがまたやればやる程奥が深いことを学ばせられる。
色々織っていく内に、始める前に
まず周囲を整えておかなければいけないなと気付いた。
そして織るためには
手織り機を購入した時に付いてきた付属品の道具とは別に、自分のやり
易いように工夫も必要になってくる。

[例えば糸を巻きつけるシャトル]
 付属品として長短各2本ついてくる。
 それぞれ織幅に合わせてどちらを使うかになり、どちらか
 1方となると2本しかない。
 もう片方も使える位の幅の場合はいいが、幅によっては合
 わないシャトルだと使いにくい。織る糸が1色だけなら2本
 でも間に合うが、色数を増やしたくなればシャトルもその
 数だけ欲しくなってくる。

購入すれば2本で1,000円近くするので、それならと
夫は、早速同じものを2本ずつ作ってくれた。
これで各4色は巻いて置けることになったのでありがたい。

[経糸(たていと)を張る時]
[コーン巻用](縦長の巻毛糸)
コーン巻で経糸(たていと)を張る時は、
糸を固定した場所に置いて引くとこん
がらがらないので張り易い。
これは板に心棒に合うような穴を2~3
開け、必要な本数にたてた棒に毛糸を立
てて引くと張り易い。これも夫の作品。

[玉巻糸用](玉状になっている毛糸)
毛糸玉をきちっとした所に置いておかな
いと、あちこち転がってやりにくくこれ
も大変。 そこで箱に入れることに。

 
    
        
この箱は私の手作りティッシュボックス     普段はこんな風にふたをしてちり紙入れ
     
       
織物をする時は毛糸入れに変身!        ふたをして穴から毛糸を引き出す

箱の中で毛糸が動いても絡まないので使い勝手抜群!
箱の材料はボール紙、好みの布を周囲に貼ってあるので、布のお陰で結構丈夫。
この布は以前長椅子用座布団を作った時の残り生地利用、この他Gパンの生地などでも作って、
普段はちり紙入れとして取り易いようテーブルに置いてある。
箱からトイレットペーパーを引っ張り出すちょっと変わったちり紙入れなので、お客様もおも
しろがっているみたい。

織物ではなく編み物でも、この箱に毛糸玉を入れて編むと操作が楽にできるおすすめ品!
箱はとても簡単に出来るので、もう少し数を作って一々中身を取り換えなくてもいいようにしよ
うと考えている。


これは以前使っていた一般のティッシュボックス。
白木のままの物に私が絵付けした物、今は使わな
くなったのでこれも大きい毛糸玉の時には使用。



この他目を数えたり、糸を引いたりと結構使うのがかぎ針
この他に私は「耳かき」を重宝な道具としてフル活用している。かぎ針と似た役目ではあるけ
れど、かぎ針だとうっかりするとすぐどこかを引っかけてしまうことがある。特に糸を引き出
すような事ではない時、例えば目を数えたり、特に目を揃えたりする時にこの耳かきの先の小
さなしゃくれたスプーン状の形態が実にピッタリくるのにある日気がついてしまった。
我が家のは昔ながらの変哲もない物ではあるが、今はこれがないと大変困る!とまで重宝して
いる。
ある物を利用し、なければ出来る物は手作りしながら、少しでも作業をし易くしていく工夫も
楽しいものだ。

 今のところマフラーばかりだけれど、調べていくと簡単な卓上手織り機だけで意外と様々な
物が出来ることが解ってびっくりしている。この冬、時間を見ながら色々試してみたいと思え
てきた。

・・・とその前にマフラーは一段落させて、いよいよ確定申告に取りかからないと。。。。!

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