おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で:                         

折々の日誌 秋田にも大雪警報


 2018.1.24

 1昨日~昨日は関東甲信越でも大雪で大変だったようだ。
都会での雪は普段降らないだけに大混乱に陥ってしまうのだろうが、備えがないのでこれは
仕方がない。みなさん気を付けて怪我などされませんように。
こちらは関東が大雪というそんな日は、逆に晴天、穏やかそのもの。でも翌日になってやって
きました、こちら秋田にも大雪警報。すると東京は晴れになるから面白い。

 さて昨日、朝の内は大快晴。
翌日からの予報を見るとこのあとこちらにも寒波が押し寄せ、しばらくは悪天候が続きそうな
気配だった。そこで天気が落ち着いている内に買い出しに行ってしまおう、ということになり
急に思い立ってバタバタと支度をして出かけることにした。
地元花輪辺りの買い物ならいつでもいいけれど、花輪で間に合わない物の場合は盛岡、弘前、
大館の順で少し遠出をする。それで今回は弘前迄いくことにした。
朝9時頃になって急に思いついた話だったので昼のお弁当を作る時間もなく、久しぶりの外食
になってしまった。

 出発してしばらくは白銀の世界広がる眩しい程の雪景色を楽しめたけれど、花輪に近づく頃
になって雲行きが怪しくなってきた。
八幡平地区を抜けるまで
はバイパスではなく旧道を走った。そこは山々に囲まれた広い田んぼ
の中
を走るJR花輪線の可愛い姿が見られる恰好な景色がある場所である。





運よく丁度花輪線がこちらに向ってくる時に遭遇し、あわててシャッターをきった。
時間的にも殆どガラガラ状態だったけれど、電車は雪は当然とばかり何事もないように滑らか
に走り去っていった。

 R7号線の秋田と青森の県境にある矢立峠辺りで突然に猛吹雪に変化し、予定より早すぎるで
はないかと慌て帰りの時間帯の積雪が気になったけれど、峠を下りたら落ち着いてほっとした。
やはり峠の地形は不安定なのだろう。
弘前では気温だけは低かったものの、雪はパヤパヤと降ったり止んだりで用事も容易に済ます
ことが出来た。

 弘前を出たのは夕4時過ぎ頃、その頃からいよいよ雪が降りだした。
夕5時となって周囲の明るさにもうこんなに日が延びたのかとちょっと感激。
途中花輪で用事を全て済ませた頃はまだそれ程でもなかった雪が、家に近づき始め杉林に入った
途端そこは別世界!強風で雪が飛び舞っている。
整然と除雪され地面も見えそうだった出発時の道路はすでに一転、深々とした雪道になっていて
小舎迄つき進められるか一瞬躊躇したけれど、そのまま真っすぐ進むことが出来無事到着できた!

そして1夜あけると新たに30㎝程の積雪、「大した積雪にならなくてよかったね」と2人の感想。
予報で大雪を脅かされるとそれなりの覚悟をするが、50㎝までなら私たちの許容範囲である。
夫は早速早朝から除雪に精を出しているが、その間にも雪は静かに降り続いている。この静かな
降り方が返って怖い。やっぱりまだまだ真冬の寒さ本番中、油断は出来ない、ということである。



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