おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で:                         

折々の日誌 スモモの剪定


 2018.3.15

 
今日の日中は大快晴、何もかも光り輝く春の日だった。
高かった積雪も物凄い勢いで見る間に沈んでいく。豪雪だった今冬の降り方に、春は突然訪れる
のではないかと予想していたけれど、まさにその予想通りのようになっている。

 昨日は晴れの予報が薄曇りで風も強く少々寒かったけれど、ずっと気になっていたプルーンの
木の剪定を行った。
この木はもう何年にもなるのに花だけはよく咲いても実が実らない。たまに実がついても全てが
落ちてしまいやっぱり駄目。
枝も勝手方向に伸びすぎ絡んで、これまで放りっぱなしで何の世話もしてやらなかったその結果
が、そのまま表れてしまったのだろうとつくづく反省した。
そこで今年は何とかしてやらないと、とまずは剪定から行った。

 それに引き続き今日は剪定第2弾、スモモの木の枝切りを行った。
プルーンもスモモも双方ずっと気になっていたのになかなか出来ないままでいた。
剪定の適期を調べてみると12月~2月となっているので、もしかしたら遅いかも知れず、今年は
うまく実が付かないかもしれないが、ダメもとでもやってみることにした。
当地での2月は大雪真っ盛りの頃、積雪は深く足元なんて全く危険極まりない時期でもある。
それで何回か雨が降り、風が吹き、そして晴れてを繰り返し、雪がかなりしっかり締まり始めた
今日のような快晴の日なら、雪の上で高い所にも届き易いし恰好の時期ではないかと考えた。
それに地域によっての多少のズレは許されるのではないか、とも考えた結果である。









 夫が木に登り、私が脇からあっち、こっち、と位置を示し、切り落とした枝を集めて1ヶ所へ
集めて運ぶ。生きている枝は細いと思っても結構重くて、雪に足を取られて大分もたついた。

 空は真っ青で雪の白さが殊の外目に染みる。眩しさは強烈なのに、枝を置いて戻る時、ここぞ
とばかり何度か立ち止まっては太陽凝視を実践。
帽子を目深にかぶり大きなマスクをして太陽を仰ぐと、手で一部を遮る動作をしなくても楽に見
つめることが出来た。 皮膚が殆ど出ていないので日焼けの心配もない。
そんな強い日差しの中で大丈夫なの?と驚かれてしまいそうだけれど、太陽凝視を続けてきたお
陰でこんなに眩しい雪の中でもサングラスは全く必要なくなったその変化が何とも驚きで嬉しい。
太陽を見つめている間に夫はせっせと枝を切る。私もまたせっせと片づける。

 真っすぐに高く伸びすぎている枝、交差して絡み合っている枝、等々バッシバッシと切り落と
してしまったけれど、あとでよくよく調べれば少々切りすぎたかな?と思うところもあったりし
て、でもまあこんな物でしょうか、と2人で納得。
昨年、1昨年と2年続いたスモモの大豊作、何もしなくても実は生り年とならない年があるもの
の、さて今年はいかに?そしてプルーンちゃんはしっかり生き続けてくれるだろうか?


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