おゆきの日々

  自然に沿った生きかたで、老いを楽しく健やかに

折々の日誌  > 車買い替え


2015/02/02

あっという間にもう2月です!
 
先日車を買い替え、先週の日曜日に花巻辺りまでその初乗りドライヴに行ってきました。
車は中古のマツダ・デミオですが、仕様書にある数字より思いの他燃費もよいように感じ、室内も外から見るよりゆったりとして、座り心地も大変いい ものでした。

これまで夫が大のお気に入りで、何代もトヨタ・カリブ一辺倒だったので、慣れるまでどうかな?と案じていましたが、最初から気に入る事ができて嬉 しく思いました。
これまでありがとうカリブ → これからよろしく頼みますよ!デミオくん!

               

前回の更新時から2週間、その間国の内外で沢山の血生臭い事件が多発していました。
2015年は益々大混乱が起こる年のような気がしてなりません。
日本人も日頃遠い外国の出来事と思っていても、いつの間にか黒い渦に巻き込まれ、恐怖に震えることも増えそうな気もします。
例えどんなことが起きても、恐怖で我れを失う事のないよう、怒りや不安で心が満ちないよう、常に我れは我れ、と人に流されず平常心でいたいもの、 と強く自分に言い聞かせています。
そうしないと今の時代、私たちの願わない方向へと物事が巧妙に進められている中、我を見失ってしまうような気がします。
これはなかなか難しいことですが、今は自分に出来る事をしていきながら、そういう心持でいたいものだと思っています。

どことなく明るくなってきたな、と思っていたらもう2月になっていました。
ここ数日確定申告書作りにかかっていましたが、やっとその下書きが出来たのでホッと一息ついたところです。

2月に入ってもまだまだ雪が降り続いていますが、今日までの間には明るい日が差し込む時間が増えてきたようにも感じます。
晴れたら2人でバス停まで散歩、その道中の雪の上には、沢山の動物の足跡を見るようになりました。
春の光に誘われて歩き始めているようで、とても 楽しい光景です。


折々の日誌  鼻濁音って知ってる?


2015/01/19 Mon 23:20

今日は日頃から気になっていた鼻濁音(びだくおん)について話してみたくなりました。

先日テレビでたまたま「美空ひばりを歌い語りつくす」的な番組をやっていて、ひばりさんの歌を唄う人や、思い出を語る人など様々なゲストが出演し ていました。
そのゲストの1人だった谷村新司さんが、ひばりさんの唄い方にいたく感動したというエピソードを語っていました。

ひばりさんの代表曲の中に「津軽のふるさと」があります。
その中で「りんご~の・・・」と唄う時、りんごのごの音が普通のごじゃないんですよ、と彼は言いだしました。
「今まで聴いたことの無いような柔らかな発音なんですね、こう、文字では表せないような、言葉ではうまく言えないような、、、とにかく柔らかく温 かい、そんな発音で感動した、、、」というような表現だったと思います。

その時「あ、この人は鼻濁音というものを全く知らないんだ!」と逆にビックリしました。
と言うのは、少なくとも5~60代以上の人であれば、日本人なら成長過程のどこかしらで習ってきた筈だと思っていたからです。

「かきくけこ」に点々を打つと「がぎぐげご」と濁ります。この発音が2種類あるのです。
一つは「がぎぐげご」とはっきりかたく発音します。
他の一つは鼻が詰まった時の発音のように、鼻にかかるような音で、優しく柔らかになります。
ただの濁音の方は言葉の最初、例えば「がっこう、ぎんざ、げんきごま・・・」等々はっきり判り易く発音するものに使います。
鼻濁音の方は「わたしが、ゆめが、りんご、よぎり・・・」等々助詞や単語の中にあるものの時に使います。
とても柔らかに聞こえ、ただの濁音とは全く違った印象です。この使い方を間違えるときつく、ややもすると汚くも感じられます。

昨年好評だった朝連番組「花子とアン」は好きでずっと観ていました。
でもその主題歌を唄う歌手の、私たちが思う鼻濁音部分の発音があまりにもきつく気になって、番組終了最後までその部分になると耳を覆いたくなるほ どでした。少々きつい言い方をすると汚い、とさえ感じられるような発音です。

後日仲間が、私と同じような意見が新聞のTV投書欄に載っていたことを教えてくれました。
何故NHKともあろうものがあのような唄い方の歌を流しているのか!とお叱りめいたものまであったそうです。きっと歌手も若いし、NHK担当者も 今は若い人なのでしょう。
NHKアナウンサーでさえ鼻濁音の発音が出来なくなっているのを先日発見してしまい、ガックリしました。こんなこと一々感じている私が変なのかし ら?とも思っていたので、同じ意見の方がいらして下さったことに溜飲が下がる思いでした。

何年か前、殆どが4~50代以上の仲間たちの中に20代の若者が2人ばかりいた時のことです。
その若者たちに何かの話から、「じゃ、鼻濁音って知ってる?」と尋ねることになりました。
「ビダクオンって?」と聞き返され「エッ知らないの?」と他の全員ダーッと横に総崩れです!

お手本の発音をしてみせ、真似てみてと言っても全く発音できないので、これには全員信じられずに驚いてしまったのです。

今の時代、学校でも、家庭でも、どこにも教えてくれる所がないようですね。
これはいつどこで教わってきたのでしょうか?年齢的な違いはあると思いますが、地域差もあるのでしょうか?それにしては秋田の夫も知っていたし、 九州の方も知っていました。
谷村さんの年齢なら絶対知っていると思われますが。
まして歌手でもあり、相応の年齢でもある彼が、こんな大事な日本の素晴らしい表現の発音を知らないなんて、、、。

鼻濁音はかつては誰でもできた美しい発音表現です。発音一つで違う表現ができるなんてステキではありませんか!
世の中全体がギクシャク、イライラしているような昨今、せめて発する音だけでも優しく、穏やかな音で言葉を交わしていけたらいいなと思います。

私は言葉の専門家ではありませんが、日本語を豊かにしてくれるこの鼻濁音の復活を、心から願っているところです。
でも習ってきたとは言え、日本語表記にはこれを表す文字はなく、暗黙の了解分野です。

私は勝手に「はひふへほ」の右上に○をつけた「ぱぴぷぺぽ」のように「かきくけこ」の右上に○をつけた物が鼻濁音の表記としたらどうかと考えてい ます。

活字に作って貰えると嬉しいのですが、いかがでしょうか?


折々の日誌  > 2015年始まる


2015/01/14

 お久しぶりです。いよいよ2015年が始まりました。
この年末年始も大勢の方においでいただき、楽しい幕開けを迎えることが出来ました。
みなさんはどんな年明けでしたか?
冬の短期営業を5日で終了し、今は長い冬休みに入り大雪に囲まれてシ~ンと静かな2人だけの世界になりました。

2人になってから早速部屋を冬バージョンに模様替えです。
少しでも部屋が早く温まるように、部屋の中央に床までの長いカーテンを下げ、せまく仕切りをしました。
次に薪ストーブだけではやはり足元がどうしても冷えて寒いので、それを何とかしなければ。
こたつが足が一番暖まっていいのですが、床に普通のこたつだと、どうしても年と共に立ち上がる時がきつくなってきます。
やはり腰掛式が楽なので、掘りごたつが理想ですが、今から床を掘る訳にもいかないので、今ある物を利用して構造的にそれに近い物を組み上げようと 考えました。
その結果編み出したのが、我が家の掘りごたつ風椅子式のこたつです。

●テーブルの台の裏側に電気のこたつ板を買ってきて取り付けそのテーブルの周囲を長椅子で囲みます。
●風が足元から入らないように長椅子の側面に板を張ります。
●こたつは長方形なので、椅子は長面と短面の2種類を用意しきっちりと組み合わせます。
●テーブルに布団を掛け、その上に天板を乗せて完成!です。





  

 
  座る椅子の高さが、掘りごたつの床と同じ関係だと想像してください。
椅子の幅が狭いので床のようにはいきませんが、私の座る位置には長椅子を2列並べたので80cm幅位の床のようになりました。(本棚の前)
そこに長座布団を敷いて、疲れたらゴロッと横になれます。
なんとも使いごこちよい掘りごたつ風テーブル式こたつで、お気に入りコーナーになってしまいました。ここで事務やらパソコンやら、読書やら食事や らとにかく何でもしてしまいます。 
この冬は楽しめそうです!

さて昨日は、朝からあまりの天気の良さに思わずつられてドライヴへ。
本当に、ホントにホントにどんなに久しぶりの快晴だったことか!何もかも放って1日楽しもう!と言うことで、どこでもいいから走っていこう!と出 発しました。
結局走った所は安比スキー場~岩手山が見える国道近辺。
お陰様で気持ちのよい一日を過ごすことができました。
 
普段は雪で看板も隠れ、八重桜も折れそうです。

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