おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で:                         

折々の日誌 春すすむ小舎の周り


 2018.4.20

  
昨日は用事で弘前へ行ったついでにお城の堀周りをグルリ回ってみた。
桜はまだ全体に2~3分咲位、
中に寒い日を挟んだりしたので思っていたよりは遅れているようだ。


明るい岩木川沿いの土手の方
←がもう少し咲いていて、
そこを40分ばかり散歩して
今年初めての早い桜を楽しん
できた。

ここでも早くてこんな感じ。





まだ殆どの木々には葉っぱが
ない中で、数種類の河原の
がそれぞれに今最も美しく花
を咲かせている。








ニワトコに大きな蕾がついて
いた。
我が家の裏山の物の倍以上は
ありそうな大きさ!
これはてんぷらにすると実に
美味しい。が、即ピードン、
トイレへ直行と言うことにな
る人が多い。
便秘にお悩みの方は是非どうぞ!



 
さて日に日に春は足早に進み、雪解けの様子の変化には毎日のように驚かされている


春一番、庭の福寿草
年々少しずつ増えてきている。










春一番、福寿草と同時に咲く 
庭のヒマラヤ雪の下










 このところ足が弱ってきたのを痛切に感じ始めてきたので、日頃から運動嫌いの私だけれどこ
れではいけないと思い立ち、2人で少なくとも30分~1時間余は歩くようにしている。
最初は普段使わない筋肉を急に使ったせいか、夜、足の脛があまりに痛くなって心配になってし
まった。
でもここで止めたら駄目なんだろうと2日、3日と頑張って続けて行ったら、案の定随分と楽に
なってきた。とにかく軟な身体なので情けない位すぐ痛くなってあきらめそうになってしまう私
だけれど、今回はやれば出来るじゃないかとちょっと嬉しくなった。
今後もこの思いが続くことを祈るばかりだが。

 雪解けが進み道路も本当に歩き易くなってありがたい。お陰で運動嫌いな私でも歩いてみよう
か、という気持ちになれる。
歩いている道中、周囲の木々や草花の芽吹きを眺めるのは本当に楽しいことだ。


旧道から見下ろす樹林の雪解け谷地には水芭蕉の蕾も。











それに食べられそうな草を探すのもまた愉しみの一つでもあり、必ずポリ袋持参ともなる。


ユリワサビの花 

家の横を流れる小川のふちにて









                  
 
今、家の周囲を歩いてやっと採れるようになったものは、フキノトウを除くとどれもまだとて
も小さいけれど、ちょっと苦みがかった季節を先駆けた春の味を楽しんでいる。

フキノトウはフキノトウ味噌、ツナ缶と合わせパンにつけるディップに、つくだ煮、汁の具に。
アザミは春一番の私達の大好きな味噌汁の実に。
ヤブカンゾウは酢の物、炒め物、和え物にとこれからフル活用。
ワサビは漬物、粕漬に。
アサツキは酢味噌和え、他万能。

ー先日は野草のサラダをー
材料=タネツケバナ、タンポポ、ヤブカン、玉ネギスライス、水菜、人参、ゆで卵みじん切り、
フレンチソース

辛みと苦みと甘みが絶妙のバランス、自然からの贈り物、野手豊かな食卓となった。

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