おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で:                         

折々の日誌 ゴールデンウィークが過ぎて


 2018.5.8


バス停から川沿いの桜 4月末

  
昨日連泊されていた最後のお客様がお帰りになり、長かったゴールデンウィークも終
わりとなった。
休日を楽しまれた方、その間お仕事をされていらした方、それぞれお疲れ様でした。
(日頃の疲れを癒すはずの休日を過ごした方に、お疲れ様というのもちょっと変かな?)

 今日は昼頃から
快晴になり、約1週間ぶりに暖かいお日様の顔を拝んだ。
連休前半は暖かく素晴らしい快晴が続いていたのに、後半は全く逆の雨、風、冷たい日々。
アスピーテラインも
頂上の降雪、積雪で2日間閉鎖となってしまった始末。でもこんな陽気は
思い返したらこの時期としてはいつものこと、この時期はまだまだ不安定な時期でもある。

 幸いこの時期集まってくれる方達は、いつもの勝手知ったる仲間達ばかりで、この辺のこと
地元の私達より知り尽くしている。空が晴れようが雪が降ろうが大して気にもせずその時々
出来ること、行ける所で楽しまれているのでこちらとしては本当にありがたい。
何となく時期ごとに集まるメンバーは決まってくるもので、小舎に到着すれば懐かしい面々の
楽しい再会があり、その勢いで続いて夜も大いに盛り上がる。
今年はお陰様でシルバーならぬプラチナ年齢いっぱいの中に、小舎としては珍しくも貴重な
若者の新人さんが加わり、場も尚のこと賑わい若やいだ雰囲気となった。

 今年の我が家の庭の桜が、嬉しいことに丁度5月1日に開花し、最後の方が帰られるまで1週間
見事に咲き誇っていてくれた。間に寒い日が続いたお陰で長く楽しむことが出来た。
来る人来る人、皆さんからここの桜が一番きれいだねと言われた。
今年の桜の開花は早すぎて、有名どころの弘前、角館など連休前にはピークを過ぎていた所が

だったので、特に期待もせずに来られたので尚更だったと思う。
それだけではなく確かに我が家の桜は年々見事になってきている。丈高く幹回りも花房も充実し、
満開ともなればその華やかさは格別なものがある。

 我が家の1本桜






 この桜、実は「染いよしの」の幼木として苗を購入したのに、花が咲き終わったら、なんと、
小さな「サクランボ」がいっぱいついてきて驚いてしまった。
「染いよしの」は人工的に接ぎ木で栽培された桜なので種は出来ない筈なのに、我が家の桜には
種子であるサクランボがビッシリ、どういうこと?
山桜の1種だとは思うけれど、よく見る紅山桜より花は白く小さめで濃い密度、葉も赤くはなく
小さい内から若緑色なので、花と葉の対比も非常に美しい。
開花は刻々と変化し、朝見るのと夕方見るのとでは花数が全く違っている。
最初は枝も透けてパヤパヤに見えていた花も、盛りの頃にはふくよかに妖艶にさえ見えてくる。
何の桜か氏素性は判らないけれど、とても美しい姿にこれはこれで良かったと満足し、自慢に思っ
ている
我が家の1本桜である
2階客室の目の前なので、みなさん朝起きて窓を開けてみるのが楽しみだったようでもある。
今年のお客様おもてなしの1番はもしかしたらこの桜だったかもしれない。


 連休初めころからようやく顔を出し始めてきた山菜、ここにきて充実し始めて来た。
今日は若いウドを沢山採り、2人の昼食用サラダにはタネツケバナとタンポポの葉を沢山摘んだ。
これは新玉ネギとキュウリと合わせフレンチソースで混ぜると野の香りのお洒落なサラダとなる。

 昨年から5月連休以後の毎土曜日を「山菜の日」としているが、その中日、今回は19日が恒例の
「山菜パーティー」。
お陰様で翌日の山菜教室ともいつも大人気。
毎土曜3連チャン予約の方もありありがたい。
だから連休が明けたらまたすぐ山菜採りの日々だが、お陰で足腰が鍛えられ嬉しい限りである!


ーおまけー


赤い葉に黄色のカエデの花


遠目から見るとまるで紅葉?


緑の葉に黄色のカエデの花


畑の入口にあるスモモの花

                                 
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