おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で:




折々の日誌】 怒涛のような4~5月 ・その2


2019.5.27

「春の小舎開き」
 長かった冬の休業を終えて4/27(土)からいよいよ今年度の営業が始まった。
今年は雪解けが遅く、やっと解けたと思ったらまた4月最後に降りだしてしまった。
更にカメムシの出方が多かったため、思うように開所準備を進めることが出来ないでいた。
カメムシはあの嫌な臭いを出すだけのみならず、床、カーテン、洗濯物、寝具他あらゆる物に
シミを付けてしまう。
カーテンの洗濯を早くしておきたくても、洗濯をしたそばからまた汚されてしまうので、開所
ギリギリまで待つ始末。床などは拭いても拭いてもすぐ汚されて掃除の作業を更に増やされて
しまう。
大袈裟ではなく本当にカメムシのために2人共何とかして~とノイローゼになりそうである!
カメムシを何とか出来たらノーベル賞ものだと人は言っているけれど。
昨今巷では人気上昇の食材「パクチー」だけれど、それはカメムシの臭いと全く同じ、だから
私たちはパクチーが嫌い!
カメムシ問題の他にも保健所の更新、立ち入り検査、水質検査、観光庁からの義務付けアン
ケート提出、身内のことで書類作り、発信発送、歯科通い、新窓作り直し等々やるべきことが何
もかも開所の準備と一緒になってしまった。

 大型連休前半の4月末頃は本当に寒く雪まで降ってきたが、それでも小舎の中はステキな仲間
達のお陰で賑やかに温かい場で盛りあがった。




 そうしている内に林の中にはまだ雪が残っていたものの、少しずつ若い緑が顔を出し始め、
フキノトウ、セリなど懐かしい顔が出揃ってきた。

  
フキノトウ(バッケ)              ヤブカンゾウ

  
福寿草                    山ワサビ

  
ヒマラヤ雪の下                キクザキイチゲ


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