おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で:



【折々の日誌】   今年も色んな紅葉 


 2019.10.23

 今年の紅葉は例年よりかなり遅れていたけれど、10月も20日を過ぎた辺りから毎年の辻褄が
合わさってくるようだ。
今小舎の周囲は、見事な紅葉に包まれてきている。
様々な種類の植物が、遅れをとるまいと次々に最期の輝きに向って葉の色を変えている。
北国では大小に係わらずあらゆる植物という植物が紅葉する。大樹の紅葉は華やかでそれは
それは見事だ。地に近い小さな草々のそれはまた何とも愛らしい。
こんな草木まで紅葉するの?そんな驚きもいっぱい。
そしてそれぞれが生を全うしようとしている必死さや逞しさを感じさせられる。
どんな草木も一斉に色を変えていく北国の紅葉の季節は、華美で壮観で厳かでさえある。
よくも神様はこんな美しい世界を創って下さったものと改めて感じ入ってしまう。

 今年は今日までまだ霜も雪も降っていないし、幸いにも台風の影響も大して受けなかったの
で、葉の痛みも少なく色も澄んで殊の他の鮮やかさである。
毎朝窓を開けるのが本当に愉しみな季節だ。 これから長く白く閉ざされる厳しい季節を迎える
けれど、その直前にいただける一刻の大自然からのお恵みなのかも知れない。
11月の初~中頃まではまだ当分は愉しめそうだ。


大カメノキ

   
ツクバネウツギ             山椒


ブルーアジサイ最後の色

  
アジサイの葉               ボタンの葉


台所北側・・・左奥山桜、中央モミジ、その右奥山桜

   
ガマズミ         サルスベリ        南天

  
ワラビ                  オカトラノオ


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