お ゆきの日々

     秋 田・八幡平の山懐で:


【折々 の日誌】 年末年始ーその3 室内飾り編


2020.1.11

[室内飾り編]

  今年は喪中のこともあり、おめでたい典型のような飾りは少し控えた。
それに秋のカメムシ大発生で誰もがこの冬は雪が多くて寒いだろうと噂しあっていた。
あまり寒いと玄関に花を活けておいても、うっかりすると夜中に水が凍ってしまって花瓶が割れてしまうことがある。
それも気になったのでいつもの正月の生け花を止め、 花はドライフラワーにし、新しい年を迎える喜びは残しながら今までと全く違う雰囲気のものに変えてみた。
(予想に反して暖かく少雪の正月になってしまったが)
ま、おゆき無手勝流の飾り方、、、ご笑覧のほど。




 郁男は旅に出ると細めの流木を拾ってくるのが趣味、いつの間にか増えてしまっていた。
私はそれを束ねて大樹の風景を作ってみたいと思いついた。
枝ぶりなどを想像しながら銅線できっちり縛ってまとめ形を作り、麻縄や毛糸などでそれを隠し、大まかに老木の幹の風情にしてみた。
そこにこれまで仲間たちから頂 いた手作りの物、手織りの残り毛糸のポンポン、フェルトの毛、他 愛らしい小物等々飾ってみた。幸い手の届くところで緑も鮮やかな杉の葉がとれたので、それをバランスよく差し込んだ。そこに 「 生命の樹(いのちのき)」と小板に書いて置いてみたら、 何だかひとかどの作品ぽく大樹に見えてきた。
完全に自画自賛の境地で笑われそうだけれど気に入っている。

 

 

 

 





こ れは、室内を直した時の シナベニヤの残り板に、 かなり前の 長い冬の間に私が描いた絵。
幼稚な絵だし人様の前へ出すのは初めてだけれどお気に入り。

お目をけがし失礼いたしました。


                                                                                        
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