お ゆきの日々

     秋 田・八幡平の山懐

折々 の日誌21'新年あける

 
2021.1.7

あけましておめでとうございます。
どのような新年をお迎えになられましたか?

   
2人だけなので飾りはこのように簡単に、玄関の花は凍らないものばかり。

大雪に追われている内あっという間にこんなに日がたってしまいました。






1/1休業中のサプライズ? 何故かお客様!



 この年末年始は自粛休業としたので、充分な時間がとれる筈でしたが、さにあらず。
暮れの29日から降り始めた大雪は、新年が明けても降りやみません。
連日午前も午後もほぼ一日中郁男は除雪に追われっぱなしでもうヘロヘロ、作業後は何をする気も起きないようです。
きっと春になる頃には彼は筋肉隆々の青年の体躯になっているのではないかと思います?
中に1日だけ快晴の日が入りましたが、積もった屋根の雪下ろしはこの時とばかり、やはり除雪作業は止められません。
今日も午前中のみ日が差し始めましたが、昼過ぎからまた前にも増す大寒波襲来との予報が当たり今、盛んに降りだしています。悦っちゃ号も大活躍、これがなかったらと思うとなかった30年前の時代がもう考えられません。

大雪の被害を受けている地域はコロナの陰に隠れてしまっているように思います。
連日の除雪作業に追われ、人手の少ない宿や店で
営業のことが何もできないからです。
仕方なく休業にせざるを得ない状態に。気温も大雪の時にしたら考えられない程の低温がずっと続きとにかく寒い毎日、
つくづく休業にしておいてよかったと思うことしきりです。
この辺はそれでもまだまだいい方で、例年の4倍と言われる秋田県南(横手、湯沢)、新潟や北陸などその豪雪の凄さには目をみはるばかり、労苦をお察しするしかありません。

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 ・さて新年を迎えた世の中は、これまたコロナ禍により大変なことになっています。
幸い当地近辺では日常の生活に大した変化も不便も感じることなく過ごしています。
先日道路ですってんころりん、大転倒でお尻の骨を折ってしまったみちのくの織りん娘仲間が、2日程の入院を終え無事退院、目下自宅療養と知らされました。
これがもし病床不足で騒がれている都会であったなら、受け入れてくれる病院探しでタライ回しにされていたかもしれません。そう思えば田舎のお陰で大難も小難で済んでよかったなあと思うところです。

 いよいよ1都3県に緊急事態宣言が出されました。
これから更に周囲は狭められて息苦しい我慢の日々になりそうで、健康面でも精神面でもきつくなりそうです。
これに対しては贅沢なご馳走の食べ過ぎを控え、身体を整えて免疫力を高めることは大切です。そのような中でも楽しみを見つけ、厳しい日々を乗り切り生き抜いていく覚悟も必要かと思います。

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  今年はどうも厳しい年頭のご挨拶になってしまったようですね。

大手を振りかざすことなく力まずに、小食でつつましく、自然の営みに沿って生きよという、思いの外単純でストレスのない生活を実践すれば、他へも優しい気持ちになれます。無駄をなくし欲を持たなければ、他を搾取する必要もありません」

私達2人は小さなことではあるけれど、改めてこのシンプルで自然に沿った生活を地道に実践していきたいと思っています。
山々の息吹が感じられる豊かな自然の中にあるゆきの小舎、ここでのお喋りを通してまた何か気づきが増えるといいなあと、そんな思いを今年も綴っていきます。

この1年間もお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
 

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