お ゆきの日々

     秋 田・八幡平の山懐

折々 の日誌】梅雨の時期なのに

 
2021.7.10

 1年の半分も過ぎ7月も半ば、小舎はすでに深々とした緑に包まれています。
バス停からの杉林の小路には山アジサイがきれいに咲いています。







 宿は昨年休業中だった今頃と違って、今年はコロナ禍の中でも元気に営業しています。
と言うのは形だけで実際は開店休業状態です。
けれどこの時期はここに住む者にはやること沢山あって、経済的にはチト厳し過ぎますがあっという間に日々は過ぎて行っています。

 今年の梅雨入りは6/19日からとなりました。
今はまさに梅雨の時期なのに、今日迄まだ本格的な雨の日は数える程度しかなく、雨の予報でも晴れるか曇りになってしまう日が多かったように思います。
外作業をするにははかどって助かるのですが、降る時に降ってくれないと先が気になってしまいます。
後にまとまってどっと降られるのではないか、或いは今度はなかなか止まずいつ迄もじめじめ期間が長引くのではないか、などとも案じられます。

 畑の方も今年は寒暖が滅茶苦茶で、早春の頃は異常な暑さ続き、今年は桜も早いかも?と思っていたのに5月連休前後の寒かったことといったら!結果は大狂いでした!。
始めの暖かい春に騙され?今年は思い切って初めて連休前からナスの苗、花の苗などを定植し、早めに畑や庭の準備をし始めてみました。
ところが定植したその途端、翌日からまさかの遅霜が続き、苗はすっかりダメージを受けてしまいました。
桜も結局は例年通り、連休中日頃からの開花となりました。
その後もはっきりしない寒い日が続き、他の苗たちの成長も例年より遅れ気味になっていました。
天候の不順は動物達よりも視覚的にすぐ判る草や樹木、植物全般に顕著に表れています。
こんな風に自然を相手の作業はいつも振り回されっぱなしです。
でも今度こそ、この次は、と言いながらその都度必ず出てくる小さくても何かしらの発見、学びがあることに気づかされます。いつも不思議です。

 さてそろそろ本格的な雨が続きそうな気配が見えてきたこの頃ですが、すでに薪割りも例年よりずっと早く終えていました。寝室の屋根のペンキ塗り替えも出来ました。
遅れていた花々も少しずつ華やかな色を増してきました。



不作だった去年と違って今年はズッキーニが次々に収穫出来るようになってきました。

一喜一憂の暮らし、これがまた面白いのかもしれません。


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