おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で: 

折々の日誌  雪上散歩のお土産


2017.4.13 

 昨日は夜から雨になったけれど、朝の内は晴れていたので2人で雪原散歩へとくりだした。



もう今頃になると雪も大分締まってきて、もぐらずに歩けるようになる。
長靴のままで雪の上を自由に歩き回れるのは何とも言えない爽快感があり、とても楽しい散歩になる。
家から南へマイゲレンデの奥の先にある堰堤の方まで。
ずっと登りなので大した距離でもないのに私はハーハー、凄い息切れ。急な登りでもあるし雪の凸凹で足を取られてしまうから、負荷がかかり結構いい運動になる。行って帰れば汗びっしょりだ。
(夫は汗もかかず涼しい顔、私は新陳代謝が良すぎ?でも汗をかく方が身体にはいいみたい)

 途中はこの谷間の中では景色が最も広がる
気持ちのよい好きな場所を通る。
所々顔を出している土にはすでに春の芽吹き
が始まっていた。

さてそんな雪原散歩道中でとってきた
お土産は何かな~ 







真後ろが我が家




  
ヤブカンゾウ・まだまだ本当に若い!      ヤブカンゾウ・新芽をワカメと酢味噌和えに

  
蕗のとう・今日はバッケ味噌、玉子炒めに     カラマツぼっくり

  
杉ぼっくり                   杉花のつぼみ・・・私達花粉症知らず!

松ぼっくりは誰でも知っていると思うけれど、カラマツや杉のぼっくりもとっても可愛い。
特にカラマツはまるでバラのように美しい造形で、自然を生かしたアクセサリーや装飾などに好んで使われるのもうなづける。
それぞれのカサの間に種があって、コロコロ落ちて転がって増えていく。散歩の道中、自然界の営みにはいつも感動しっぱなし。春夏秋冬、どの季節をとってもまるで飽きるということがない。




 今はまだ裸の梢がそびえるだけの灰色の林も山も、あっという間に若い緑に覆われていくことだろう。そしてそれもつかの間気がつけば深い緑に包まれた世界へ・・・
こんな状態の今からは、想像もできないような色彩世界に刻々と彩られてゆくことがまるで信じられない。そんな変化の様子を今年もまた春から新たな気持ちで、おいでくださる皆さんと共に楽しんで行こうと思っている。




                        
                                   
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