おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で: 

折々の日誌   土いじり、いよいよ開始


2017.4.24 

 桜前線もいよいよ北国に到着、今日は久しぶりによく晴れて、暖かで気持ちのよい
一日だった。
そして今日やっと畑の雪が完全に融けた。本当にやっと~、と言う感じ。
今頃の予定の行動は天気予報を見ながらになってしまうので、今日予定していた行動はドンピシャと決まって気分がよかった。

さあ、待ちに待っていた土いじり、いよいよ開始の時が来た!

 小舎開けも間近になったこの時期は、一気に雪が消えた後の小舎周りの汚れが急に目立ってくる頃。
庭の草花の枯れた葉や茎が倒れてペタンコになっていたり、重なって山になっていたり、小さな木の根元が浮き上がっていたり、モグラやねずみがあけた無数の穴もあいている。
早いものではすでに
小さく芽を出し始めた草花もあるけれど、全体に薄汚れた淋しい感じに見える。
そんな時まず土いじりのいの一番にする季節恒例の作業は、
木箱花壇に花を植えること。

 今日は玄関を出た階段横にある木箱花壇に
、昨日購入してきた花の苗を定植した。
エゴテを土に一刺し、ウワ~、今年初めての土の感触を楽しみながらの作業となった。

今年はベゴニアとマリーゴールドのまだ小さな苗を5本ずつ。ベゴニアは濃いめのピンク。





2人で気に入って購入したマリーゴールドは一重に近いもので、はっきりとした明るい黄色。
同じ
マリーゴールド5本を八重桜の看板下にも植えてみた。

奥にはヒマラヤ雪ノ下のピンク色が顔を出し始めていた。




たったこれだけの花を植えただけなのに、それぞれ植え終えると一気に周囲が明るく引き締まって見えたから凄い。これはきっと生きた花の生命力のお陰かもしれないと思った。

半年間も生の花の姿を全く見られなかった後なので、尚のこと感動してしまうのかもしれないけれど。

 それからしばらくあちこちを点検し、増えすぎて固まりになり花も小さくなってきていた都忘れを株分けしたり、適当に散らばって発芽している花を見つけては、いい場所に定植してあげたり。
やることは沢山あり過ぎる位だけれど、小舎開け準備の中で優先事項を考えながら動かないと。
簡単にできることをまずやって、連休が終ってから本格的な庭や畑作業に入ろうと考えている。

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 さてこのところ雨さえ降っていなければ周囲を歩き回って、必ずその日の夕食材料を何かしら調達してくるのが日課になっている
今頃はまだまだ地物野菜は出ていないので、芽を出し始めた早い順に
野山の恵みをいただけるのを楽しみにしている。



 ↑左から時計回り セリ、ヤブカンゾウ、ニワトコ、フキノトウ、アサツキ、アザミ


  
ヤブカンゾウ・超若芽             ヤブカンゾウ若芽
↑この頃の物は柔らかくアスパラにも似て    ↑汁の実、炒め物、揚げ物とクセが全くないので
 
茹でてマヨネーズなどでも最高        何にでも使えて重宝


若いセリ

・セリは卵とじにして野生の味を楽しむ。

・ニワトコは天ぷら(便秘には絶対!)
・フキノトウはバッケ味噌、佃煮。
・アサツキは酢味噌和え。
・アザミは味噌汁の実。



 ヤブカンゾウの若芽は本当に何にでも使えて重宝するけれど、連休が始まる頃はもう大分大きくなるので、食感も少し変わってくる。そうなっても美味しく食べられ刻んで青みに使えるのもまた助かる。
山菜は時々刻々と出る物が変って来て、常に変化があるのでそこもまた楽しみの一つでもある。
今年は恒例の山菜パーティーに来られない方達にも、その時期なりの山菜を楽しんでいただこうと、5月の土曜日(13、20、27)を山菜月間としてみた。
食べるのも美味しいけれど、採る楽しさも格別、時間が許す方には是非きて頂きたいと思っている。


一足お先に咲いた室内の桜!

 今、雪融けと同時に小舎開け準備最後の仕上げを急にバタバタ、着々と。
建物、樹木の雪囲い取りはずし、玄関床のニス塗り替え、外壁の塗料塗り替え、玄関戸のニス塗り替え、裏の外壁一部張替え、大看板の書き直し、ミニ看板書き、詰まった男子立ち便器直し、床の花ござ敷き替え、新バス時刻表作成、~、
~、~そして明日は早朝にシーツが届き、明後日は便漕汲み取りの衛生車が来ることになっている。


そして中1日おいて29日、ギリギリセーフ!で、いよいよ再開となる。
今年もこんな調子でゴールデンウィークからの
楽しい幕開けとなりそうだ。


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