おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で: 

折々の日誌  青葉若葉に山菜真っ盛り


2017.5.23


今の小舎全景  春ゼミが鳴き始め、爽やか初夏のまんまん中

 本当に爽やかな気候になりましたね。まさに青葉若葉に山菜真っ盛りの季節です。 
今年の畑は山菜採りに時間と手間をとられ、まだ全く手を付けていない(あせる・・・汗汗汗)  
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さて1週間前には小舎のシンボルツリーの桜が華やかに散って・・・
地面はまるで雪を敷き詰めたように。

   


 そしてその1週間後には看板後ろの八重桜が満開に! (去年の開花は6月だった!)
そう、5/20日は恒例の山菜パティー! 21日の午前中は山菜教室が開催された。
どちらも
大人気の恒例行事。
今年も遠い所では大阪から長野から、たった1日のために大勢集まって下さり楽しい時を過ごしていただくことが出来た。
山菜教室はほぼパティー参加の方全員が参加されるが、今年は2名の方が用事で参加できず、泣く泣く先に帰られた。またの機会に是非ご参加を!
 
山菜パティーの記事は小舎のHPに、山菜教室の記事はいつも講師を務めるのが私なので、それはこちらでUPさせていただくことにする。


いつものように出発前の記念に1枚パチリ! いざ山菜 採るぞ~!の身支度。


野山との接し方、山菜の採り方、処理の仕方、食べ方等々の講釈をたれながら・・・みなさんと。


ワラビ、ウド、ボンナ、ハンゴンソウ、クロモジ・・・色々~
クロモジの葉や枝はお茶や焼酎漬けに・・・


ホラ、まだまだこんなに見事な太いウドが!


いっぱい採れました~!今年も最高の好天気とメンバーに恵まれ、賑やかに散策の時間を楽しんだ。


あとの素早い処理が大事ナンダよネ~  男性も実にマメ。

みんなの主な目的は旬の「ウド」、これはもう充分採れすぎたほど。ウドは何にしても美味しいから嬉しいよネ。
ワラビは木灰をたっぷりまぶし、しっかり下処理をして包み、沢山の山菜土産が出来たようだ。
(木灰は薪ストーブで作っておいた物)

 未だ「ホ」の問題も解決している訳ではないので、地域によっては山菜そのものを危険で口に出来ない所もある。複雑な思いがあるだけに、
こうしてここでは今年も無事に山菜をみんなで採り、楽しむことが出来たこと、本当にありがたいと思った。
肥料も何も与えずとも、毎年その時期が来ればちゃんと芽を出し元気に育つ野山の幸。
人が苦労して育てる野菜と比べたら雲泥の差の栄養、滋養分に溢れているありがたい自然の恵み。
北国の人にとっては
露地物が育つまでの丁度その期間に、この山菜を利用させて貰えることを考えるとどんなにありがたいことかと感謝してもしきれない。余りにも上手く出来ている自然、それこそが当たり前の自然の営みなのだろう、凄いなあ。
これからも
出来る限りそんな自然を、みなさんにも身近に感じていただきたいと願っている。

そして来週27(土)は5月最後の「山菜の日」、まだ大丈夫です。是非お出かけ下さい。

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おまけ

       
 シラネアオイ                ニリンソウ

今年はこの日のために大好きなこの2種類の花を揃えて飾ることが出来た。
例年時期がずれてなかなか揃わないことの方が多いのでとにかく嬉しい。


                                   
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