おゆきの日々

  自然に沿った生きかたで、老いを楽しく健やかに

折々の日誌 > 山は初秋


2015.8.28
お久しぶりです。
異常とも言えるようだったこの夏の全国的な暑さ、皆さまの体調管理はいかがでしたか?
北東北も暑い夏でしたが、振り返ればホンの数日だったような気もします。
小舎の開所40周年~お盆~の賑やかな夏をはさみ、しばらく日誌の方はお休みとなってしまいました。

真夏を彩ってくれた華やかな花々はすでに終わり、小舎の周囲はススキの穂が赤く開き、ナナカマドやガマズミの実は朱の色を増し、モミジは最後の輝きの準備に入っています。
散歩に出れば思わずブルっと来るほど風は冷たくなっており、今年はどことなく秋の到来も早そうな気配です。
それなのに我が家の巨大ヒマワリはまだまだ花が咲きません。他所ではもうとっくに枯れているというのに・・・2m近い茎の物がやっと蕾が膨らんできたところで、真夏の印象の花なのにちょっと間が抜けてしまいます。完全に開花まで行ってくれるでしょうか?ガンバレ!

◎8/11日お陰様で小舎開所40周年を無事迎えることが出来ました。
当日は小舎の石窯で焼く焼きたて熱々のピザパーティーでしたが、新旧の仲間たちに祝って頂き、賑やかに楽しい時を過ごました。


焼きたて熱々ピザを召し上がれ!

◎8/22~24日の2泊3日では恒例「織りん娘夏の会」を開催。
今回はいつもの織りや染から離れて、十和田湖ー奥入瀬ー八甲田と珍しくみんなでドライヴを楽しんだ一日でしたが、たまにはこんな日があってもいいね、と喜んでいただきました。


サークル館見学 仲間で館係員の山さんを囲んで


大湯ストーンサークル 縄文の建物を背に(実に気持ちのよい場所でした)


その他はポツラポツラのお客様たちと共に、時間を忘れてのお喋りに花を咲かせ、充実した夏でもありました。そして気がつけば晩夏を一気に通り越し、季節は初秋へ入り込んでいました。

この所の散歩はいつもポリ袋持参です。
キウイフルーツの原種のようなコクワ(サルナシ)も落ちていますが、このところ毎日のように「ツノハシバミ」の実を取り集めていました。ヘーゼルナッツの一種のおいしい木の実で、乾燥させて蓄えて?おきます。

 

 
  
これから後はクルミ拾い、そしてキノコ採りが待っていますから、何とも楽しいこの時期の散歩ですね。

  

折々の日誌 >暑い暑い夏

2015.8.3
今年の北東北は梅雨が明けた7/28以降、一日中カラッと晴れた日が全くありません。
空梅雨だった6月~7月と打って変わり、8月に入ってもジメジメベタベタ、今が梅雨の最中かと間違えそうです。
本来梅雨明け後10日間位はカラッとしたよい天気が続くことが多いのですが、今年は違います。
雨もないままいつも空がどことなくドヨっとしている感じです。
これはやはり水蒸気状で拡散していると言われている放射能の影響でしょうか?
秋田県は比較的薄い方だと言われていますが。
室内で事務仕事をしていて、大した動きはしていない筈なのにタラ~っと汗が流れます。
元々汗っかきの私ですが、今夏は特別のような気がします。

でもどうせ汗をかくなら雨のない日は室内より屋外で、という気になります。
そこで午前中はよく畑や庭仕事に精を出すことが多いこの頃ですが、ちょっと動いただけで出るわ出るわ、滝のような汗が。
水分対策はしっかりやっているので大丈夫、外に出る前には玄米豆乳ヨーグルトで出来たホエー(酸で分離した液体)を沢山飲んでいきます。(又は梅干を口に)

作業を終える頃はもう真っ赤な顔に茹で上がった「ゆでタコ」です。
頭は汗で髪の毛はペチャンコ、水分でからみつき、人様の前には到底出られる状態ではなくなります。
それでも思い切りかく汗は実に爽快な気分、シャワーでさっぱりしてから昼食の準備にとりかかります。

日が沈み夕食時ともなれば、どことなく涼風も抜けていく事もあり、寝る頃にはタオルケット1枚で気持ちよく眠れますから、暑さ厳しい地方の方から すればまだ天国のようだと思います。
寒さ厳しいのも嫌ですが、暑いのはどうしようもありません。もう北東北使用の身体になってしまっている私は、これ以上暑い所には住めそうにありません。

暑い暑いと言っていても過ぎてしまえばホンのわずかな時期かも知れません。
いつも8月に入った途端、あっという間に秋風が立ち、霜がおり・・・白くて長い長い世界が、もう目の前に待っているようで、そそくさと季節が移り 変わっていきそうな、そんな気分にさせられてしまいます。

けれどいつもと変わりなく、そんな季節がちゃんと迎えられれば幸せなのかもしれません。
この夏をまず無事に過ごせますように!



折々の日誌 >ドライヴ昼の定番セット


2015.7.30
おととい用事や買い物を兼ねてドライヴへ。
弘前の知人から届いたお便りに、美しいハスの花の写真が貼られていました。
もうこんな時期なのか、と花の中でハスの花が一番好きな夫は、じゃこれを見るのも目的の一つに、ということで弘前に行こうと決まりました。
出かける日はお弁当を作っていくのが習慣になっていますので5時起きです。
この頃、昔はネボスケだった2人がすっかり早起きの習慣がついてしまって、夜がどんなに遅かろうと遅くても6時半頃までには起きるようになっています。これは 今年の中頃からでしょうか、何だか身体が変わってきたようです。
だから朝のお弁当作りも昔のように苦にならず、嬉しい変化です。

   
お弁当はのりで巻いたおにぎり2ケ、漬物、煮物、卵焼が我が家の定番です。
おにぎりの中身は鮭+チーズ、梅干の2種類、これも定番で、籠のお弁当箱に入れます。
この他あれば時期の果物でしょうか。今日は庭でたわわに実っていたスモモ。




これらを最近銭川温泉の若女将から戴いたアケビ蔓で編んだ籠に入れて持って行きます。
これも定番になりました。
飲み物は夫はコーヒーとお湯ポット、私はほうじ茶か、ヨモギ茶をペットボトルに入れて、が定番です。
この定番昼セットを用意すると大したことではなくても心が弾みます。
出かけた先の、なるべく目的地に近い景色のよい場所に車を止め、その中で食べます。
都会と違い車の中でもゆっくり出来る位の温度や環境なので、そんな事もできるのでしょうね。

アケビ蔓で編んだ籠ですが、銭川さんの若女将・季佐子さんは、アケビ細工がお得意で、彼女の作品は温泉へ行くと談話室の中に飾ってあります。
周囲が大自然に囲まれているので、材料はふんだんにありますが、あれは編める状態にするまでが結構大変なものなのです。
私も材料だけはやはり周囲に沢山ありますが、編む以前の問題でもう諦めてしまっています。
そういうことも含めてステキな物をいつも作っておいでなので凄いな、と感心してしまいます。
また彼女はお花を生けるのもいいセンスをお持ちで、温泉を貰いに行って何気なく飾られているそんな花を見るのは楽しみの一つです。
温泉はアルカリのきれいなお湯で、少し熱め、私の大のお気に入り温泉で、現在は女将、若女将、孫女将と充実の女3代で頑張っていらっしゃいます。

さて肝心のドライヴの方は、弘前城のお堀をぐるっと一周してみると、葉っぱが大きく立ち上がっているばかり、花の方はまだ蕾も開いていませんでし た。
あの写真はきっと去年のだったのかもしれませんが、また楽しみが先延ばしに増えました。
きっと花が見事でゆっくり見ていたら、そのあとの用事や買い物が出来なかったかもしれないので、咲いていなくて良かったことになりました。
滅多に出かけないので出かけるとなるとあれもこれも、と用事も出てきます。
結局帰宅は夜も8時を過ぎていました。それから食事を作って遅~い夕食となりました。


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