おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で: 

折々の日誌 我が家の畑


2017.9.10
                                                     
        
 街路樹のナナカマドの実はもう赤く、山の木々の先端も赤や黄色に色づき始めてきた八幡平。
短かかった夏の後には
秋が急ぎ足で近づいている。

 部屋の中に活ける花も、真夏の強い色合いとは代わり、

優しい色合いが似合うようになってきた。

 知人からいただいたアケビ蔓の壁掛けの籠には、秋の風情がよく映るなあと思った。



 
さて我が家の畑もここいら辺に来てやっと順調に収穫出来るようになってきた。
トマトも枝豆も真夏真っ盛りの頃は全く赤くならず、また莢も出来ていなかった。肝心な時にお客様にお出し出来なくて残念だったけれど、今頃になってやっとトマトが赤く色づき始めている。
豆の莢もどうにか膨らみだして、枝豆を楽しめるのも時間の問題となってきたところ。
普段の夏でも日照時間の短いこの辺はまあこんなものなのだけれど、今年の夏の陽気は事の外の酷さだったので、例年より更に収穫時期が遅くなってしまっていた。
それでも遅れたなりになんとか順調に収穫できてきたので、ありがたくホッとしている。

 7月の大雨では畑の一部が完全に水と土砂に埋まってしまい往生したけれど、夫の連日の労働奉仕(?)のお陰でその土砂も格好の場所にどけて貰った。


 白い線の高さで手前中央~左下角の緑部分まで土砂で埋まってしまった。この写真はきれいに土砂をかきとった後のもの。
畝だった所も上の土砂をどけ、そこには緑の草が生えてきている。
手前にあったじゃが芋の畝は当然全滅、となったが、、、それは今までの普通の畝の部分。しかし他に
助かったじゃが芋があった!


 それはちょっと変った多収穫栽培法というやり方をしていた部分。写真の板の上位まで土砂に埋まっていたけれど、土砂をどけ茎葉が枯れた頃、板を外し土中を探したら芋が無事に育っていた!
数は多くなかったけれど、
きれいで立派な芋だったので嬉しかった!
「2017.7.3 じゃが芋の多収穫栽培法の試み」
http://y.simply.pw/1nisssi/79jyagaimo.html


 

今はそれなりに採れるようになった物を収穫しに、毎朝畑へ出るのが楽しみになっている。
・巨大南瓜
(私の足と比べて!)





    
紫花豆のきれいな花 ←・→ ミョウガとミズのコブ               

 
ズッキーニやキュウリなど沢山採れる物は、お客様にもおすそ分けでお土産にして貰うことも多い。




今収穫している物
キュウリ、ズッキーニ、ミニトマト、トマト、ニラ、ネギ、たまにナス、ピーマン、南瓜、青
赤紫蘇、サンチュ、パセリ、ミョウガ、インゲン等々。

 最後は残りの南瓜、大豆2種類、小豆、大根2種類、キクイモなど、秋の営業終わり間近の頃が収穫、それはまだもう少し先の話。いい秋の到来を楽しみにしよう。

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