おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で: 

折々の日誌 この時期なのにシクラメンについての質問


2017.10.30

「夏ツバキの紅葉」
  昨日からの雨がとうとう霙(みぞれ)になってきた。
3週間近く続いた暖かかった秋が突然に終わりを告げ、輝いていた木々の多くは一瞬にして裸の梢で並び始めた。
そんな中で今もはッとさせられるほど一際赤さを増して、輝きを残しているのが意外とも思える「夏ツバキ」。
今まであまり夏ツバキの紅葉なんて気にしたこともなく、気づいてさえいなかったことに昨年辺りから改めて気付いた次第。本当に優しくいい赤色で、長いこと住んでいる場所でもまだまだ知らないことばかりの日々である。



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「シクラメン」
 さてこのところの知らないこと、と言えば「シクラメン」。
先日はずっと気になっていたシクラメンの鉢を、やっと1周り大きい物に植え替えてあげた。
これまで株が張りすぎて窮屈そうに見えていたのが、伸び伸びとした様子に見えるようになって横目で見ても嬉しい感じだ。

 今年も7月から咲き始めた花が未だに咲き続けている。それにまだ小さな蕾が3本も次に咲くのを待っている。
もう4~5年前に購入した物で、花が終ってから毎年水やりだけで、3月に花2~3本の時、7月に2~3本の時、全く花なしの時と色々だったが、今年の7月は初めて5~6本もの花が見事に咲き出した。








 初めての年の花が終るとその後の茎は、細く針金のようになって、もう死んでしまったかのようになってしまった。
それでも始末するのに忍びなく、土がカラカラになった時だけ水を遣り続けていると、最初は3月になって葉芽が次々と出始めてきた。
そしてその時は茎葉がいっぱい育っただけで終ってしまい、7月になってまた葉芽が次々と出始め、やはりそのままでその年は終わり。
その後もまた枯れてしまった土に前と同様たまに水遣りを続けていたら、今度は3月になって1輪だけの花が咲いた。
その翌年は3月になっても茎葉はつかず、7月になってから急に花が2~3輪つき、それからは花の数はまちまちで少ないながら7月頃~が定番になってきた。とにかく毎年冬を除いては殆ど茎葉や花が咲いてきているのである。
 
 夏前からずっと咲き続けているシクラメンを見て「今時シクラメンって咲くんですか?」と皆さんにも驚かれている。
それはそうだ、シクラメンって年末~春にかけて咲く花だってこと、誰のイメージにもあるのではないかと思われるから。
でもこれは業者の思惑で、その時期に咲くように計画栽培されてきたのではないかとも考えた。
実際は夏の花なのかも知れないし、、、?
多くの人は買った年の花が終り枯れてしまうと、もう駄目だと思ってしまうらしい。
そしてその後もシクラメンを育てるのは素人には難しいと聞かされていたけれど、諦めず捨てずに面倒見続けてきて良かった。昼近くから数時間日が当たる窓際の場所においてある。
でも私にはさっぱりこの不思議なシクラメンの生態が解らないので、ネットで色々調べてみたけれど納得のいくようなものが出てこない。
シクラメンのホントの花の時期っていつなんだろう?誰か教えていただけないだろうか?



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