おゆきの日々

 秋田・八幡平の山懐で: 

折々の日誌 今年度の営業ホントに最後


2017.11.15

 ー営業終了-3からの続きー

 先日11月7日のお客様をお見送りして今年度の小舎の営業を無事終了した。

 さて織りん娘会も楽しく無事に済んで、最初の頃の予定では出発された6日の朝を以って今年度終了の予定となっていたのが、またまた急に変更、1 日先に伸びてしまった。
こちらもまた絶対にお断りなど考えられない仲間のご夫婦だった。
長野で木工家として大活躍されているが、今回恒例の千葉で個展をされている最中、その内の1日だけ空いたので1泊だけでもと来てくれた。
旧小舎からの仲間で、共によく通ってくれていた。そこで忙しいお正月の営業を手伝って貰いたいとそれぞれに頼んだ。よく動いてくれて本当に助かっ たし、楽しくてYちゃんは私の秘蔵っ子でもあった。K君も一風変わり者でのんびりしておかしくやはり大好きな青年の1人だった。
その2人が帰る頃にはもしかして?と思えるようないい感じの仲になっていた。
そしてあっという間に結婚、小舎カップルの誕生だった。

 高専から大学へ行き、大学院へ進み、1流の薬品会社に入社するもすぐ辞めて、木工の職訓で学び、卒業後は3年間親方について修行、そして独立。 実にユニークな経歴の通り人間性にも魅力があり、そんな人柄からか人の繋がりもよく、仕事も次々と入ってくるようだ。それでも欲をださずにのんび り淡々とこなしているのが彼の凄いところだと思っている。

 あれから長い年月が過ぎ、彼は実にいい仕事をし、彼女もまた然り。2 人の息子さんを育て上げ、今ではもうお孫さんもある立派なジジババになっている。
でも余りにも若々しくてそんな風には決して見えない、いつまでもそんな2人であってくれることが誇らしくさえ思える大切な仲間である。



酒好きの2人、持ち込んだ酒を夫もご馳走になりながら、時間を忘れて久しぶりの再会のお喋りを楽しんだ。そしてこんな素敵な2人に最後を〆て貰え て本当に幸せだった。
11/7朝食後もしばらくお喋りをした後、名残り惜しい思いでお見送りをし、こうして今年度の営業を全て終えることが出来た。
みなさん本当にありがとうございました。

 その後は天気を見ながら畑の整理を続けていたが、それもそろそろ終わりに近くなった。





夫はこれから木々や建物の雪囲いなど外回りの越冬準備に追われる。
私は明後日16~18日の2泊3日で何十年ぶりかで上京の予定。わが故郷も遠くなって、すっかり変ってしまっているだろう、果たしてちゃんと目的 地まで行けるのだろうか?

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