折々の日誌 秋は美の季節
2014.9.22
八幡平も9月の20日を過ぎて、秋本番もいよいよ目前とせまってきました。
そろそろ恒例の?カメムシもチラホラ、でも今年はいつもより出始めがずっと遅れているようです。
それに数も驚くほど少ない!これは夏が寒く植物の出来も好くなかったため、餌不足の問題もあったのでしょうか?
お風呂を貰いに行った銭川温泉さんも同様のことを言われていました。
こんなにカメさんが少ないのは今冬の雪は少ない、ということに、、、、果たしてなるでしょうか?
さて先日9/13~21日の1週間、地元花輪のNPO「関善賑わい屋敷」(旧関善酒店)で、ものづくり作品展 2014(鹿角工芸職人展)が開催され行ってきました。毎年この頃開催されています。
これに夫の陶器と、私は初めて手織りのマフラーを出品してみました。
木工、組紐、漆器、切り絵、組木、コーン人形、御殿まり、紫根染、茜染、仏像彫刻、陶芸、手織り、紙粘土、クラフトバッグ、その他と幅広い分野に渡っています。
夫の兄は仏像彫刻を出しましたが、本業は床屋さんですし、我が家も本業は宿屋です。
こんな人達が殆どですが、全体を眺めてみても鹿角の人達のレベルは、かなり高い方ではないかと思えます。(私はド素人)
そして多岐にわたり素人域を超えて活躍をされている方が大勢おいでになるのに改めて驚かされました。
紫根染、茜染に関しては古くから鹿角紫根染、茜染と珍重されてきた伝統の技があり、その技法伝承と復活を目指しNPO関善賑わい屋敷に於いて「十和田八幡平草木染の里づくり実行委員会」として活動を行っており、ニホンムラサキ、ニホンアカネ等の栽培から染色技法まで幅広く研究されています。
体験、展示、販売もあり、今回も作品展のメインは会員の方達のそれらの作品で、本当に素晴らしいものでした。
いつか鹿角にいらしたら「むらさき、あかね工房」を覗いてご覧になってみて下さいね。
では関善屋敷内の雰囲気、作品の数々を写真でいくつかご紹介します。
佐藤由紀子作 手織りマフラー
佐藤郁男作(上津野焼・一光窯) 陶器
佐藤清美(郁男の兄)作 木彫り仏像
写真にはありませんが、草木染、漆器など本当に素晴らしく見事でした。私のカメラの腕ではいい色が出せないので写真は、なしです。
おまけ・玄関内の今お気に入りの花
(ミヤマアキノキリンソウ、コスモス、
ベンケイソウの葉)
花器は郁男作
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