おゆきの日々

 今どきこれって贅沢かもしれない?そんな何気な~い生活の日々、 そして常識と非常識の逆転もあり?の日々

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私たちの身体は食物を体内に取り入れることにより、そのエネルギーのお陰で維持されていると思っています。 食材は「身土不二」の物が最も理想的と言われています。 自分が生活する身の周り近くからとれる旬の物を食べるのが身体に一番いいと言うことですが、これはよく言われている地産地消の進め方と合致し ます。

人は気候風土によって育てられ、こうして作られた食物は飲みなれた水、なじんだ土の匂いなどと共に、見えるところで作られている安心感 もあります。 出来ればそのような食材で調理した物を食べたいと望むのは当然ですが、現代は多くの食物、食品は添加物や薬品まみれになっていて悲しくつらい ことです。

また日本の狭い国土、耕地からくる効率や、地球環境の事を思うと、広大な土地を使って行う畜産は理に適わないようにも思います。

牛肉1kgを生産するのに穀物16kg以上も必要とするそうですが、これは人間が食べる1人分の肉が6人分の穀物を消費して生産される、と 言 うことを知ってしまうと考えてしまいます。

家畜から排出されるガスが温室効果ガスの一因となって地球が汚染され破壊されていくとも言われています。

こういう複雑な問題を抱える現代の食生活の中で、心穏やかに暮らすにはどうしたらよいか? そこで私たち2人が選んだ食生活が、少食にす る、 日本人の身体には向かない動物性の物、特に四足の肉を食べないようにする、出来るだけ自家用野菜を育てる、既製の加工品より手作り品を優先、 発酵食品の活用、などを取り入れるものとなりました。

日本人の多くの食事回数は1日3回が大方だと思いますが、朝食は特に大事だから抜いてはいけないと盛んに言われています。朝食抜きの子供さ んが多いようで、それがまた問題視されてもいますが、これについては私たちの考えは別の所にあります。

「人は食べなくても生きられる」という本と の出会いは衝撃的であり、少食に関してもその方が健康になるということを肌で感じた実体験から意を強くしました。

これらを実践しようとすると、食物に対する世の中の常識から外れていきます。時には友人関係が壊れてしまうこともあるかもしれません。

でもこれこそが本来の正常な生き方だったのだなと思えるようになりました。

そしていざ始めてしまうと、それは簡単で心も軽くなる生き方でした。同じような考え方の人達も最近は急にふえてきているような心強さを覚えるこの頃です。

※実践思想家 山田鷹夫著

「不 食・人は食べなくても生きられる」 発行(株)三五館

参 考・・・甲田式「少食療法」、「あなたと健康社」の自然療法・東城百合子他

                                  2015.7.3


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