おゆきの日々

 今どきこれって贅沢かもしれない?そんな何気な~い生活の日々、 そして常識と非常識の逆転もあり?の日々

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2015/7/25

「徹子の部屋」の徹子さんは80歳近いとお聞きしていますが、信じられない位彼女の手の美しさには驚ろかされますね。
生まれつきのことが多分にあるとは思いますが、日頃のお手入れはしっかりされておいでなのではないでしょうか。

 さて改めて自分の手をつくづく眺めてみると、生まれつき指は短く骨太で節が太く、手の甲の皮膚は若い頃からシワシワしている方でした。
そんな訳で人前に手を出すのが恥ずかしかった、乙女時代からの私でした。

それがこの歳までなって同年代の方達の手をそれとなく見ていると、私と同じようにシワや節がゴツゴツした感じになってきている方が多いように思い ます。
加齢でそれもあるでしょうが、それ意外に手が荒れている方が多いようです。
でも私の手の甲のシワは変わらないものの、掌は意外につるっとして、歳の割には自分で言うのもなんですが、きれいなんです!

手の荒れは年寄りだけではなく、最近は若い方にも多く見られる傾向です。
考えてみると今の時代は洗濯に、食器洗いに、掃除にとそれぞれ様々な洗剤が溢れかえってきています。
特に日常的に使う食器洗いの洗剤は、最近ドンドンその洗浄力を高めているようです。

その強力な成分はゴム手袋をはめず、素手で使用すると、人にとって大切な手に着いている常 在菌皮 脂まで必要以上にこそげとってしまいます。
同じような理由でこまめに石鹸で手を洗いましょう!というのも曲者で す。

刺激の強い洗剤を使ったり石鹸、お湯などで手を洗ってそのままにしておくのは、最も大きな手荒れの原因になってしまいます。
厨房関連、医療関連、美容師さん他薬品の入った液で手洗いをするなどの仕事についている方、若いママさんなどで指の指紋まで崩れてしまっているという痛々しい重症の方もみられます。
また手を守るためにゴム手袋をはめる方は多いと思いますが、そのゴム手袋が手荒れの原因になることが意外に多いようです。

仕事の関係で仕方がないと考えている方もちょっときいてくださいな、
その対策、注意点を。

①洗剤を優しい自然の物に変える。
合成界面活性剤の入っていない物を選ぶ。
・麺を茹でた熱いゆで汁で洗うと汚れが落ちやすい。
②洗剤を使った手はお湯でよく洗い落とし、その後冷たい 水をまわしかけ皮ふを引き締め、しっ かり拭くのを忘れないようにする。面倒でも毎回行う。(冬でも冷たい水につける)
 余ほどの寒い季節には良質の油脂をぬり保護しますが、普段は余分なハンドクリームようの物 はつける必要はありません。返って何もつけない方が安心です。
 私はかさつきがひどい時には、白色ワセリンを薄く使っていますが、それで充分です。
③ゴム手袋をむやみにはめない。
 自然ゴムとは違う科学的な手袋には、その内側に薬品が沢山使われています。皮膚の弱い方はそれにかぶれ、手袋内で蒸れた手に細菌が入り込んでしまいます。
 アトピーと同じような症状になる方もあります。
 ビニールなどで少しは安全な質の物もあるようですが、基本的に家庭内での仕事範囲では使用 しない方が楽で安全といえそうです。
④料理の油物ソースなどが残っている食器は、洗う前に必ずゴムべらか不要になった布、紙など できれいに拭き取っておく。
 そうすればスポンジではなく布の食器洗いを使い、湯で洗い流せば簡単に食器はきれいになります。

◎少しでも洗剤の使用を控え、お湯で手を洗った後は必ず水で皮膚を引き締めることを忘れませんように。
ハンドクリームなどの余分な物はあまりつけない方がよいよ うです。
◎年を取っても肌の水分量は減らず、肌の水分や皮脂の量が減る原因は加齢ではなくスキンケアのようです。        
馬油、オリーヴ油、ホホバ油などは、界面活性剤を含まないという点でクリームよりはいいですが、時間が経過すると酸化するという点で肌には負担になります。

常在菌=皮膚には様々な菌が存在して肌を守り、健康な肌を維持する為には欠かせない存在。
皮脂=肌の表面にあって膜を作り、角質層の中にある水分を 守っているが、特にお湯に触れると手の皮脂膜は簡単にはがれてしまいます。
合成界面活性剤=洗浄を良くするため危険な薬品が多く使わ れ、皮膚に浸透するとなかなか抜けません。
布の食器洗い=スポンジはべたつき易く使いにくいので、私は タオルを厚ぼったくない程度で20cm角位に縫った物か、アクリル毛糸で編んだ同程度の大きさの物を使用しています。これを使いお湯でキュッキュとこすれば大体の物はきれ いに落ちます。
白色ワセリン
=ワセリンには黄色ワセリンと白色ワセリンがあります。
白色ワセリンの方が純度が高く、安全性も高く作られていま す。 日本薬局方では白色ワセリンは「石油から得た炭化水素類の混合物を脱色して精製したもの」と定義されています。
 ワセリンには、①極めて酸化しにくい
②肌に滲み込みにくいという優れた特性がある。
  従って肌を傷めないので、石鹸で落とす必要もありません。
 全く副作用のない保湿剤は白色ワセリンをおいて他になさそうです。
 薬局で「日本薬局方の白色ワセリン」と言えばよく、「日本薬局方の」と指定する理由は、他のワセリンには添加物が入っている可能性が あるからです。

※ワセリンについては参考
「食べない生き方」化粧品不要論 http://inedia.jp/inedia.html より
 ではどうぞいつまでも手を優しくお守り下さい!


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