癌から復活物語 >その10 水断食に入る
10〔水断食に入る〕
◎水だけの断食に入る準備開始
・1日目 普通に粉ミルク 朝2号食、昼1号食、晩水を飲みます。
入る時は食事を徐々に弱く少なくしていきます
・2 日目 水だけの①日目
朝、昼、晩と分けて飲みます。
その間もマッサージ、散歩はいつも通りで、１日目の終わりまではどうにか無事過ごせました。
・3日目 水だけの②日目
いつも通り起き上がろうとすると少しふらっときました。また座ったり立ったりの時いつもと同じように動こうとすると、クラッと重心が狂ってよろけてしまいます。慣れないと予期せぬ成り行きに倒れて、油断するとどこかぶつけてしまう危険もあるかもしれません。慣れれば動き始めにゆっくり動こうと意識できるので大丈夫です。
それよりも2日目からは胸がムカムカし始めたのが気になりました。時間が経つほどにそれはひどくなり、喉もカラカラに渇いた感じで息苦しく、心臓もバクバクしてきました。
余ほど辛いと感じた時はポカリスェットを少しだけ飲むのを許されていました。
私は余ほどと感じたので少しだけ飲むと、さっきまでのムカムカ，バクバクが嘘のようにピタッと止まってしまい、わずかのポカリが本当に美味しく感じられました。
・4日目 水だけの③日目
私は我慢できずにその後もポカリを何度か飲んでしまいました。その度にケロリとしてしまう不思議さ！ポカリは偉大だ！と思いました？その後更にムカムカはひどくなる一方です。
食べ物も入っていない胃から胃液だけが上がってきて吐き気が強くなってきました。
「オェッオェッ～」とあまりひどいので、始めは5日間の予定を「あんたはこの辺で辞めといた方がいい」の指導者の声で3日目で終了せざるを得なくなりました。
やはり見極めてくれる指導者の元でないと不安があり、危険なことも多いことを知りました。
聞くところによれば、私はかなり酸性に近い体質のようで、急に水断食を始めるとデトックス(毒だし)が強すぎてこういう症状が出ることがあるそうです。こういう人はまず酸性に近い体質からアルカリに近い体質に変えてから断食を始めるのがよいそうですが、簡単に体質を変えられるものではなく時間はかかりそうです。
私は水だけに入る前の2週間は半断食で食物は殆んど入っていない状態でしたし、更に毒素もかなり出ていた筈なのでまだこの辺ですんだようです。小さな子供の時からの体質なので時間はもろにかかりそうですが、水だけの日を1日だけとか、2日だけのようにめげずに事ある毎に実践し、慣らしていくのも大事だそうです。
こういうこともあるので、初めての断食は勝手に行わず、しっかりとした指導者の元で行うことの大切さをはっきりと学びました。
11〔水断食から出る〕につづく
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