おゆきの日々

  今どきこれって贅沢かもしれない?そんな何気な~い生活の日々そして常識と非常識の逆転もあり?の日々

折々の日誌 越冬準備ーその1 畑仕舞い


2016.11.7



11/2冠雪の岩手山  樹海ラインを下りた辺りのPから眺める

 今期営業も先日3、4日までのお客様でほぼ終わり
、この秋は思いの外のお客様に入っていただけてありがたかった。
来週は営業番外編で「織りん娘会
、秋の集い」で仲間たちが集まってくれるが、それで完全に今期は終了。今年は秋の内から雪が早く降り始めたので、これからは一直線に越冬準備にとりかかることになる。さあ越冬準備開始!

・その1 畑仕舞い

夏~秋の間我が家の食卓を彩ってくれた畑の作物たち、今年もほぼ1年の巡りを終える。
お客様の朝食で
、前日の内にうっかりり忘れていた細ねぎやパセリ、飾りの青い葉っぱなどちょっと畑へ小走りすれば採ってくることができた。瑞々しくきれいな緑色のキュウリやピーマンも、その時必用な分だけ採ってくることができた。
赤く熟れたミニトマトも、畑作業の合間に幾つも口に入れたけれど実に美味しかった。
そんな夏野菜たちはすでに生を終え、つい先頃までは大豆や小豆の収穫に追われていた。今年もこの大豆でまた美味しい自家製味噌を仕込むことが出来るし、小豆は冬至南瓜や正月の鏡開きのお汁粉に楽しみだ。

昨日はまだ早すぎるのは判っていたけれど、雪の心配もあるので大きな白インゲンや紫豆もとうとう収穫してしまって部屋の中で乾燥させている。
茎立ちブロッコリーや春菊もチョコチョコといつまでも採れていたけれど、もうさすがにここにきては終わりのようだ。
そして今畑には大根、赤大根、赤カブ、長ネギ、菊芋を残すのみ。、
菊芋はこれから食べる分だけ少しずつ掘り起こしていき、長ネギはこのままで越冬させるが、あとは大根類を収穫すれば全てが終了となる。

大雨や強い風に気を遣い支柱を立て、紐で結わえ、と出来る世話をしながらそのお陰で無農薬の安全で滋養高い作物を食べさせて貰うことができた。畑がすぐ家の脇にある幸せな環境に感謝しなくては。でも雪国の畑作業はホンの半年しか関わることができない。
雪に埋もれた
長い長い期間に畑はゆっくりと眠りにつくことになるけれど、もしかしたら雪の下の見えない所で土中のバクテリアや様々な有用菌たちが、次の季節のために何か一生懸命働いてくれているのかも知れない。

11月7日、まずはこの1年本当にお疲れ様、と畑に感謝!片づけを開始する。
畑に居たら川下の方から複数の細く高い声が聞こえてきた。今年も白鳥がやってきたようだ。
「お帰り~」これも冬の入り口の風物詩で、
いよいよ本格的な寒さに向かっていることを実感させられる。
今日は立冬、暦の上でいよいよ寒さに向かう時、まさにその通りだなぁと思う。
空には
半分ほどの大きさで早くも昼の月が高く昇っていた。
昨日の天気予報では今日は寒くなる筈だったのが、
温かく風もなく一日中穏やかで、絶好の外仕事日和りでありがたかった。

夫はコンポストに溜まった1年分の生ゴミを畑に埋めてくれた。これで1年分?と思うほど意外と少ない量だ。
完全には発酵もしていないし、堆肥化もしてはいなのだけれど、入れていった全生ゴミ分の何分の1かに見事に減っている。こんなコンポストは誰が考えてくれたのか、ありがたいものだ。

まだ莢(さや)も乾燥せず葉と共に青々としているインゲン2種を、雪が降る前にとうとう片付けることにした。大きく膨らんだ青い莢を先にもぎ取ってから支柱を全て片付けた。高い所で結んでいる紐が沢山あったので、
ほどき終わった時はすっかり首が疲れてしまった。
莢はかごに入れ室内で乾燥することにする。

庭や畑の樹木がまだ全てではないが葉を沢山落として、地面が秋色に彩られて本当にきれい。
そんな落ち葉を「熊の手」でかき集め、一輪車で運び畑の畝の上にどっさりとかけておいた。
他の畝の上には大豆や小豆のむいた空莢や、大根や赤カブの外ッ葉など様々な役目を終えた物たちがかけてある。
自然農では
畝を耕すことなく肥料になる物は上へ上へとかけていき(置いていき)、耕して中に入れることはしない。
まだ未発酵の物が土中に入っていると土中でガスを出し、それが毒素となり植物の根を痛めることになる。虫はこんな痛んだ植物が大好き。
有機野菜で虫がついているから安心、と
多くの人が言うのをよく耳にするけれど、これは大きな間違いで、健康な野菜に本来虫はつかないものなのだ。

我が家のコンポストの生ゴミは土中に埋めているけれど、これは上にばら撒いておくと色んな動物に悪戯され周囲にまき散らかされてしまうので、仕方なくこの方法をとっている。
でもどうやって臭いが判るのか、多分こうして埋めても少しは掘り出され悪戯されてしまうことになりそうだが、ま、その位はしょうがないとしている。

春に夏に秋に、と私たちを楽しませてくれ生を終えた草花たちの枯れた茎葉も刈り取った。
上部を刈り取った宿根の根元には、
来年もきれいに咲いてね!と刈り取った茎葉や沢山の草々をマルチとしてかけておいた。
今年立派に咲いた巨大コスモスは種を取ろうと思っても未だに完熟していない。マリーゴールドも然り、この時期になっても今年はまだ花が咲かない物、枯れない物、種が出来ない物、と例年と違って片付けようかどうしようかと迷ってしまう物が多い。どうなっているのだろう?

夫にはこれからいつの間にか沢山になってしまった木々の雪囲い作業が待っているが、これが結構大変な作業で、他に欲しい樹木があっても「これ以上増やすな!」といつも夫からは言われてしまう。私は私でまだ片付けられない物も多く、畑仕舞い庭仕舞いはこの先も当分続きそう。

小舎の営業を終えると同時に冬を迎える準備に追われる日々、寒さも辛いし、日が短くなるのも淋しいし、作業も結構きつい部分もあるけれど、意外と楽しい面もある。
今年もまたいつもながらにこの時期を無事に迎えられたことを思えば、ありがたいことだと思わず作業にも精が出て張り切ってしまう。


↑ PAGE TOP

折々の日誌 > 次へ 越冬準備ーその1 畑仕舞い 前へ