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さてここでは洗顔法を。

私の洗顔は超簡単、石鹸は使わず塩で洗うか指でこするだけ。

安全な石鹸と言われているものでも、アルカリ分の石鹸で洗い過ぎていると必要な脂分まで過剰に取り去ってしまい、結果肌荒れの原因となりま す。そしてそれを補うため様々な化粧品が必要となり売られるようになるのですね。

♪私の朝の洗顔は湯で洗ったあと水で洗い引きしめますが、あとはそのままでおしまい。 1～2日おき位に指こすりをして垢を出しますが、毎日ではこすり過ぎになってしまうと思うのでこれ位です。
石鹸で洗っていると泡に隠れて判らないのですが、実は手でこするだけでも毎日垢は出るのでちょっと驚いてしまいます。

お風呂での場合は髪から顔、全身とも続けて塩か指だけでこすった後、中から出る脂分の汚れを熱い湯で洗い流し、頭から冷たい水をザーザー浴びて〆ます。真冬も全く同じです。

シャワーを浴びたり浴槽にゆっくりつかると、顔も身体と同様ふやけて浮き上がった新陳代謝の古い角質が垢となって指でこするだけで、簡単にボロボロと出てきます。

市販の石鹸、シャンプーを全く使わなくなって30年近くたちました。石鹸も使わなくなると、ちょっと触っただけでも簡単に垢が浮き出るような体質に変化していくようですね。

・何故塩洗顔、指こすりの方法になったのか？

きっかけは、ある日の女性のお客様のお1人が色が白く、肌が本当にきれいな方で他のお客様と見とれてしまったことがありました。

「とてもおきれいな肌ですが、日常のお手入れはどんなことをされているのですか？」とぶしつけにも伺いました。女性ならすぐそういう処へ関心がいってしまいますよね。

お答えが塩浴革命の本との出会いだった、ということで 元々のお肌の美しさもあったかと思われますが、それを衰えさせないという素晴らしさでした。

一緒に脇で聞いていたお客様と「それでは明日から私たちも・・・」となり、早速私は翌日から実践を開始し、以来30年近くも続いてきてしまった訳です。
一緒にいらしたその時のお客様はその後どうされたでしょうね？

塩浴革命はこれを普段の生活に取り入れることで自然に沿った生き方にも合致します。
これを知って以降更に様々な知識や情報も増え、試行錯誤を繰り返す中で自分にあった方法が出来ていきました。
自然で安く簡単でありながら、髪の毛や肌に無理なくよい状態を保てるところが大いに気に入っています。

今は亡き柴の愛犬のロコは生まれてから一度も身体を洗ってやった事がなかったのですが、それでも臭いと言われた事がありませんでした。 山に一緒に連れて行きドロドロに汚れて帰ってきても、数分後には驚く程綺麗になっていました。

自分で全身くまなくなめてみごとに綺麗になっていたのです。

そのあと散歩の途中で草をやたらに食べ、ゲーゲーと汚い物を吐き出してスッキリしていました。
ロコはペットではありましたが、まだ自然界の動物に近く、素晴らしい自然自浄力を持っていたようです。一度洗剤などで洗ってしまうと、その後はずっと洗い通さなければならなくなるそうです。
自然自浄力が薄れてしまうと雑菌にも負け易くなり、その都度対処療法で手当てをすることになります。それが次第に強くなると更にそれに負けない強い病原菌が育ち、といたちごっこに陥ることになってしまいます。

出来るだけ自然に近い育て方をしてきたお陰か、ロコは病気らしい病気をしたことはなく、病院へ連れて行ったのは年に1度「フィラリア」の薬を貰いに行く時だけでした。
そして厳しい雪の中での外飼いだったにも係わらず、寝込むことなく17歳3ヶ月の天命を全うしました。
シンプル、イズ、ベスト、やはり何事もあまり手をかけ過ぎない方がよいようでね。

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私のやり方はそれと近いのではないかと考えていますが、今では洗髪も洗顔も身体洗いも全て同じ塩だけか、または指だけで充分だと思っています。

(もっと進むと冷たい水、熱い湯に入るを繰り返すと、それだけで何もこすらずとも垢が勝手に浮き出て流れ去るような身体になるらしいですね！)

・洗顔後

夏はあまり暑いと汗かきなので何もせずか、または朝に食べる玄米豆乳ヨーグルトから出たフォエー(発酵して分離した水分)を化粧水代わりにヒタヒタしておきます。
春秋は 以前は乳液かクリームを軽くぬっていましたが、今は余程の時だけ白色ワセリンを薄くぬっています。
また時には玄米豆乳ヨーグルトを少し手にとり、手や顔にもこすりつけることもあります。

冬は寒さ厳しい中で荒れ性肌なので、水分を保ってくれる膜が必要かと考え、白色ワセリンをしっかりぬるか、白ごま油をうすくぬっています。

白色ワセリンは大分以前から科学的なものではあるけれど、酸化もしないし、肌に深くは吸い込まれないので肌荒れ予防用には良い、と聞いていたので使ってい ましたが、私には問題も起こらず合っているようです。
「ニベヤ」などにも含まれているものでもあり、薬局で普通に売られています。

　小さな頃から「女の子が顔を洗う時は石鹸をよく泡立てて、優しく優しく洗うこと」とずっと母から言われてきました。
でも今の私のやり方はその真逆となってしまいました。どうも母に逆らった形になってしまい、ごめんなさいです。

私はこの年齢としたら人様から「肌がきれい」と言われる方ですが、母は自分の主旨を曲げずに通し、96歳で亡くなるまで化粧はしていませんでしたが本当に綺麗な肌をしていました。でもこれは洗い方だけではなく昔の食品、食べ方、生き方が肌に現れたのではないか、と思っているのですが。昔の人って何もしなくてもきれいな肌の人が多かったように思います

現在の私は結婚式へ列席のような時でも、素肌に口紅と眉を書き足すだけです。

余分な物をつけず使わずやってきたのが良かったのか、ずっとこのやり方で通してきた結果が素肌でいられる現在の私を作ってくれたのではないかと思っています。

目下の唯一つの悩みは、日焼け雪焼けでどうしても年々シミが多くなりつつあることです。いつかこれも自然に沿った方法で解決できれば良いなあと思っているのですが。

髪も顔も身体も塩か指だけ、高い化粧品は全くいらないので、何より簡単、経済的に済むのがありがたく嬉しいことです。

塩浴のマニュアルは色々出ていますが、指こすりだけは聞いたことがありません。いいか悪いか、はて？　関心を持たれた方はどうぞお試しを！
ただし自己責任でお願いいたしますね。

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