お ゆきの日々

     秋 田・八幡平の山懐

折々 の日誌】今年の9月をつらつらと


   2022.9.26

 9月もあと数日で終わり、今日は富士山に初冠雪がありました。
当地でも以前の今頃ならもっと冷え込んでいたように思うのですが、
(中 には寒すぎてストーブ点けた日もありましたけれど)こ の9月は雨ばかりだった8月とは打って変わり、暖かな晴れの日が多かったように思います。
今現在の陽気からは「エッ~もう雪!?」なんて初冠雪など早すぎの感もありますが、高い山からは雪の便りもチラ ホラと、もうそんな季節に入ったというのもおかしなことではないのですね。

 さて
9 月を振り返ると例年よりずっと暖かな日続きだったせいか、自然界も何やら少々いつもとは違っていました。
畑では、
い つまでも寒さ続きで青 いままだった8 月のトマトが、 9月に入ってから急 の暖かさでやっと赤くなりだしました。そしてミニトマトはともかくそのままの大きさですが、大玉として播いた筈 の実も大きくてもミニをちょっと上回っただけの大きさ、順調には育ちませんでした。
それでも暖かさのお陰で出来るは出来るは小ぶりの物でもトマトはトマト、
次々 に採れ出し毎日のように小型バケツ半分以上は採れるので、それなりに嬉しい悲鳴です。
無 駄にしたくないしとばかり沢山トマトピューレを作ったり、昼の焼うどんや焼きそばに混ぜたり、お客様のお皿にお 載せしたりとせっ せと使い、仕 舞いには味噌汁にも入れてしまおうということになりました。
これが大ヒット!トマトが入らないと気が抜けた感じ、とまで思える程トマト入り味噌汁にはまってしまった2人で す。
昨今トマトの栄養価が言われ始め、夏場の「おでん」の具で人気とニュースで知った時はびっくりさせられました。
おでんに合うなら、と即味噌汁にも入れてみたのですが、爽やかないい出汁も出ている感じで
実 に美味しいのです。
そんなある日、お客様の味噌汁にも入れて恐る恐る反応を拝見していたら、意外にも大うけ!
以 来、特に2人だけの時の味噌汁はトマトがある限り続いています。
何 でもまずはやってみるものですね。

 きゅうりは9月になって暑くなっても、最盛期の
8 月が 寒くて雨ばかりだったせいか収穫は例年の半分以下、9月の半ば前にはもう終わってしまいました。
ピー マンや隠元は今頃になってやっとちょぼちょぼ成り出しています。

 キャベツは例年より半月は成長が遅れていて、いまやっと葉を巻き始めているので秋までに収穫できるかどうか一 寸?です。

 雨が多くて良かったのは大豆。
その後の9月の好天続きのお陰で
美 味しい枝 豆が採れました。ただお客様最盛期のお盆の頃は例年でもまだ豆は充実せず、美味しい枝豆が食べられるようになる のはいつもお客様の少ない9月に入ってからになるのが残念なのですが。
こ の後には枝豆で食べたあと残した大豆の収穫、ハサがけ乾 燥が 控えています。これも昨年より1週間は遅れているので夫の気持ちは少々焦るようです。

 私の方もこれからは畑の最後の収穫(キャベツ、南瓜、落花生、菊芋など)と、支柱の片付け、畝の始末などが 待っています。
雪国では畑仕事は半年区切りなので、秋は降雪前にと思うと
片 付けにも時間を取られる上どうしてもバタバタバタと気 分的にもせかされます。
未読の本も溜まって来たし、秋は何かとやることの多い季節。
そうこう言っている間に9月も終わってしまい、今回9月の記事も1本だけになってしまいました。

 
八 幡平の秋10月~、心 震える感動の彩り、いよいよ今年最期の輝きの中に入ります。
山々 は白く長い季節に入る前のホンのいっとき、 木々の葉が豪 華絢爛に色づく錦 秋の世界に包まれます。
紅葉を愉しんで頂けるのは10/中~11/初旬頃、どうぞ時間を作ってお出かけください。お待ちしています!

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